自分の性癖に気付いたのがいつだったのかは、鈴川明美自身にもわからなかった。
親戚の家で風呂を覗く視線に気づいた時か・・・
小学生の時のプールで、変えの下着を忘れてしまい 午後の授業をノーパンで過ごした時か・・・
けれど確かに、心の中に卑猥な欲望が棲みついているのを、ずっと感じ続けて過ごしてきた。
いけない事、悪いこと、恥ずかしいことを想像しては体の疼きを感じていた。
そしてそれは、少しずつ現実の中に漏れ出していった。
明美は体の疼きのまま、心が求めるまま、進んでいった。
最初の頃は休み時間にトイレに行き、下着を脱いで教室に戻り授業を受けた。
何度も繰り返すうち前に座るクラスメートの体の影で、授業中に足を開くようになった。
そうするたびに顔が熱くなり 体の芯が疼いた。
触れずとも愛液が溢れていった。
イスに残る愛液を、拭き取らずに教室を出るようになった。
ヌラヌラとした愛液が、自分のマンコの形になっているのを見て、ドキドキしながら教室を出る。
その頃にはオナニーを覚え、火照る体を指で慰めるようになっていた。
オナニーの回数は日に日に増えていった。
我慢できなくなるたびにクリトリスを弄った。
家に帰るたびに、、、そのうち我慢しきれなくなって学校のトイレでも弄るようになっていった。
そして興奮が、オナニーの快楽が 家の中よりも学校でするほうが強いことに気づいた。
そしてそれは、絶対に誰も来ない場所よりも誰かが来る場所のようがより強かった。
女子トイレの個室よりも男子トイレに忍び込んだ時の方が強かった・・・
そんな風にエスカレートしていった。
ある日の昼休み、明美は体育館のトイレにいた。
何日間も通い、午後の授業のない日は把握していた。
その日まで何回もそうだったように、その日も午後の体育館は使われる予定がなく、誰も来ないはずだった。
だから明美は、男子トイレの個室の中でオナニーをしていた。
足音が聞こえた瞬間は、心臓が止まりそうなほど驚いた。
クリトリスに押し付けた指を止め、荒くなった息をゆっくりと吐きながら足音に集中した。
誰かが来た・・・
怖い・・・
そう思った。
なのに明美は個室の扉に向けて足を開いていた。
もし見つかったら・・・
そう思いながらスカートを捲り上げていった。
頼りない薄い扉の向こう側に 確かに誰かがいる。
そう感じながらも 大きく足を広げた。
こんな姿を見られたら・・・
そう思いながら、愛液に濡れた自分のマンコを指で広げた。
顔が熱くて 心臓がバクバクと高鳴っていた。
・・・チョロッ・・・ジョロロロロロ・・・
麻紀は見知らぬ男の小便の音を聞きながら、膣の疼きを感じていた。
脳裏には見慣れた制服姿の男が立っていた。
顔の見えないその男は、自分に向かってチンポを突き出していた。
そして、自分に向かって小便を出していた。
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