旦那を送り出すと洗濯機を回し、夕食を調理する。
洗濯機が止まる音がするまで部屋を掃除し、洗濯物を干してからシャワーを浴びる。
それが、ここ数週間の麻衣子の朝のルーティーンになっていた。
シャワーから上がると、髪を乾かしてから寝室に向かう。
全裸のまま鏡の前に立つと、剃られてしまったツルツルの恥丘の奥が疼き、また与えられる凌辱を思って濡れていくのを感じた。
携帯が鳴り、麻衣子は足早にリビングに向かった。
携帯の画面には田中と表示されている。
時間は9時43分。
いつもよりも少しだけ早い時間だ。
(もしかして・・・あの人も 待ちきれないのかしら・・・)
そう思って 少し笑顔になって携帯をとった。
『・・・用意は?』
「終わりました・・・夕飯の用意まで全部・・・」
『なら、夜まで大丈夫だな・・・・・ん?・・・今夜は、晩飯はいらないはずだろ?』
「言い訳の為です・・・捨てたとも言えませんし・・・それに、もしもの時も大丈夫になります・・・」
田中は電話の向こうで 悪い女だ・・・と笑った。
「はい・・・・・欲しいです・・・・はい・・・・」
「待ちきれません・・・犯してほしいです・・・・」
「はい・・・精液が欲しいです・・・・チンポを突っ込まれたいです・・・」
「子宮に捻じ込んでください・・・はい・・・子宮の口をほぐして 中に精液を入れてください・・・」
麻衣子は 田中に教え込まれた通りの下品な言葉で 田中の言葉に応えていく。
それは何時間も、何日間も、何週間も繰り返し言わされ続けた言葉だった。
チンポに犯されながら、射精を膣の中に受け止めながら、ディルドの突起を子宮口に捻じ込まれながら・・・
快楽と一緒に 脳裏に刻まれ続けた言葉だった。
今ではもう その言葉にさえ、体の芯が反応し濡れていった。
クローゼットから ボタンの2つしかないロングジャケットをとり、羽織る。
何もしなければ勝手に開いて下半身が露出してしまう布を ポケットに入れた両手を重ねて隠しながら歩いた。
エレベーターに乗り、14階を押した。
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