男は、顔中を唾液塗れにしながら ベロベロとチンポを舐め続ける麻紀を満足そうに見下ろしていた。
リビングのソファーは座り心地がよく、また麻紀を抱くのにちょうどいい固さだった。
麻紀は全裸で、膣から溢れ出した精液をフローリングの床に垂らしながら、頬や唇に貼りついた髪の毛を気にもとめずに頭を動かし続けている。
壁の時計は9時25分を指し、麻紀の旦那と子供が家を出てから2時間15分が経った事を示していた。
そしてそれは、麻紀が男を玄関から受け入れた時間と数秒しか違わなかった。
男は喉が渇いた犬が水を飲み続けているような滑稽な姿の人妻を見下ろしながら、朝の様子を思い出す。
それは、ここのところ毎日繰り返している光景だ。
1階でエレベーターを待っていると、制服姿の高校生が降りてきた。
男はその青年になりきっていない顔を見て、すぐに麻紀の子供だと気づいた。
思春期特有の背伸びを感じさせる 茶色い髪と着崩した制服姿だった。
高校生で、一人息子で、、、名前はたしか裕太だ。
そんな事を考えながらすれ違ったが、裕太は見慣れたマンションの管理人など何も気にせずに出ていった。
6階の廊下に降りて歩いていると、「いってきます」と声が聞こえた。
女の返事は聞こえなかったが、音だけ聴いていると仲睦まじい家族に思えた。
けれど男は「いってらっしゃい」と応えただろう麻紀の声と、そう言いながらもすでに肉欲に燃えているだろう瞳を想像していた。
麻紀の旦那とすれ違う瞬間には、自然と顔がニヤけていた。
そんな男に、麻紀の旦那は「おはようございます」と声をかけて去っていった。
男が乗ってきたばかりのエレベーターが、旦那を乗せるために開く音を聞きながら玄関の扉を開いた。
麻紀はすでに部屋着のトレーナーを脱ぎ捨て、スカートを床に落とすところだった。
命令の通りに下着を着けずにいたせいで、それだけで全裸になっていた。
その顔は、玄関の外まで匂いが漂い出していると錯覚するほど、欲望に耐えきれないメスのものになっていた。
空中に泳がせていた視線を麻紀に下ろす。
朝の旦那の顔を思い出しながら、だらしない顔で舌を出している麻紀の顔にチンポを擦り付けた。
麻紀に「つまらない」と評価させるだけあって、大きな印象を感じない顔だった。
雰囲気も、服装も、仕草も全てがそうだった。
(・・・いや・・・しかし・・・)
まだ柔らかいままのチンポの先を麻紀の額から鼻筋、頬から唇に擦り付けていく。
(あんなのに限って、心の底の底では・・・)
いろんな男に『派手』と印象を持たれただろう整った鼻筋に尿道に残っていた精液がつき、糸を引くのをみながら、自分が実行しようとしている悪戯を思って男はニヤついた。
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