10月中旬に入り、僕は待つことに耐えきれず、Yさんにいつ会えるか聞いた。
羽山【こんにちは。Yさん、次はいつ会えますか?】
Y【こんにちは。う~ん。今月は、小学校の運動会の役員の集まりとか準備があって、なかなか時間取れないのよ(泣)来週の土曜日が本番だから、それ終わってから、またLINEするね。】
羽山【分かりました。待ってます。】
Yさんは、パートをしながら、プライベートでも親としてしっかり活動しているから、僕のことはどうしても二の次になってしまう。
Yさんのことだ、きっと母親としても、学校の保護者の活動に真面目に取り組んでいるんだろうから、仕方ないことだと思う。
やはり、僕には、待つことしか出来ない。
でも、Yさんが僕に見せてくれる一面は、周りの人には絶対想像もつかないだろう。
普段、Yさんが見せているのは、パートをしていても家事・育児の手を抜かず、人付き合いが上手くて、周囲への配慮を忘れない、Yさんはそんな女性だと、他のクルーは思っているし、事実それが素のYさんなんだと思う。
それが、一度スイッチが入ると、あんなに淫らで、見た目からは想像もつかないような言葉や普通の女性には見られないテクニックを持っているのだから、そのギャップには驚くばかりだ。
僕にとって、Yさんという女性を知ってしまったために、どこにでもいるような普通の大学生生活は変わってしまった、と言っても過言ではないくらいに、人生で大きなターニングポイントの出会いであったと思う。
それから待つこと、二週間近く経過した月曜日にYさんから、ようやく待ちに待ったLINEが届いた。
Y【おはよー。この前の土曜日ようやく運動会終わったよー。金曜日は時間取れそうだけど、羽山君時間ある?】
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