愛情交換が終わり、妻とは大学生君と関係を続けるにあたり、3つの約束をした。
1、子供達が最優先であること
2、理解されない関係だということを忘れないこと
3、二人で会う時は、自分が既婚者だということは忘れ、相手が彼氏だというくらいの気持ちを持つこと
の3つであった。
1番目、2番目については、当然のこととして、最後の約束は、私の寝取られ気質が入っている。
妻には、大学生君と会う時は、心置きなく女になってほしい。
私には見せない別の自分を大事にしてもらいたい。
そうすることが出来るのは、私が妻を世界一愛しており、妻も私を世界一愛してくれている女だという自信があるからだ。
ただ、セックスの瞬間、その男女の時間だけは、お互いがお互いを世界一愛し合う存在であるべきだと思う。
そのために、極力私という存在を消していかなくてはならない。
私という存在により、妻が女になる瞬間を邪魔したくないのだ。
それを妻に伝えると、妻からも、一つの約束が出された。
Y「分かった。羽山君と会う時は羽山君に集中する。でも、羽山君とセックスした日は絶対に私を抱いて。これだけはお願いします。」
自分「うん、分かった。じゃあ、その時に色々報告聞こうかな。」
Y「えー。もう、あんな恥ずかしいこと言わせないで(笑)」
自分「興奮してたくせにー(笑)」
Y「してませんー。」
そうして下らない雑談をしていると、妻は眠りに落ちていった。
私の胸の中で眠る妻を見て改めて色々なことに思いを巡らせる。
妻が大学生君と、どんなセックスをしているのか。
大学生君は、どんな思いで妻とセックスをしているのか。
妻の気持ちまで大学生君に完全取られることは心配していないが、大学生君が妻に入れ込みすぎるようなら、それは止める必要があるだろう。
しかし、妻が初めて自ら行動を起こし、体を許した相手が、まさか大学生とは、少しだけ驚いた部分もある。
高校時代から、少なくとも年下は相手にしない、と豪語していたが、やはり年齢が重ねると考え方も変わるのだろう。
そして、ふと思う。
私は、妻を病的なくらいに愛し過ぎて、いつしか歪んだ形の愛情を抱いていた。
そして、妻も私の歪んだ愛情に精一杯答えるために、他の男と寝ることを選んだのだろう。
だから、こうして大学生君と会った後は私に抱かれたがるのではないだろうか。
この誰にも理解されない歪んだ愛情を受け入れてくれる妻が狂おしい程に愛おしかった。
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