仕事から帰り、夕飯を出している妻は私に
Y「今日、いい?」
と小声で誘ってきた。
自分「うん、分かった。」
Y「じゃあ、私子供寝かせてくるから。一郎、二郎!ゲームおしまい!三ちゃんは、歯ブラシ!」
そう言いながら、妻は子供達を追いたてるようにして、寝室へと向かった。
夕飯を食べ終わり、食器を片付けて、風呂に入ろうと、脱衣場に行く。
ドラム式洗濯機を開けると、妻の下着が目に入った。
私は、妻のショーツを手に取ると、クロッチ部分に愛液の染みがあるのが分かった。
自分「う~ん、どっちなんだろ。」
よく目を凝らしてみると、小さく白いカスみたいなものがわずかに付着している。
鼻を近付けて、匂いを嗅ぐと、強い雌の香りの中に、
微かに、しかし、確かな雄の匂いがした。
自分「生理明けは確か水曜日だから、まだおりものがそんな出る時期じゃないよな。」
とりあえず、ショーツを洗濯機内に戻し、浴室に入る。
浴槽につかりながら、考えを巡らせた。
自分「そうなると、相手は……パート先の店長か、バイク乗ってた大学生君か……」
パート先の店長は、正直顔を見たことがない。
大学生君に関しては、最近土曜日のシフトから外れたので、見かけることはなくなったが、間違いなく、イケメンな部類に入るだろう。
大学時代に同じところに通っていても、自分とは住む世界も違っただろうと思う。
自分「とりあえず、聞くだけ聞いてみるか。」
そう呟きながら、私は体を洗い始めた。
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