妻がパートを始めてから、3ヶ月が経過し、季節は秋になりはじめていた。
パートを始めてからの妻は、やはり仕事の疲れからか、セックスの回数が大きく落ちてしまった。
それこそ、月に一度位のペースで、逝くこともなくなってしまった。
私「なぁ、最近体調おかしい?」
金曜日の夜、久々に妻とセックスした後、私は妻に質問した。
Y「んー?慢性的に疲れてるんだよねぇ。」
私「仕事続けるの?」
Y「え、辞められないよ。家計ちょっと苦しいのは事実だし。」
私「そっか。」
過去のことあるので、それ以上、私は妻を問い詰めることは出来なかった。
妻にプレッシャーを与えたくなかったのだ。
私「そういえば、最近定期検査してるの?」
Y「日下部先生のこと?それなら、前回の検査で全部終わってるよ。」
私「あ、そうなんだ。それは、良かった。」
Y「……うん。」
そう呟くと、二人は自然と眠りに落ちていた。
翌朝、妻が下の階から大声で私を呼ぶ声で目を覚ました。
Y「パパーッ!!そろそろ起きてよ!パート遅刻しちゃう!」
私はベッドから体を起こし、目をこすりながら、リビングに入った。
Y「もうっ!いつまで寝てんのよっ!」
私「悪い、悪い。」
Y「遅刻しちゃうから、車使うよ。」
私「え?昼は?」
Y「子供じゃないんだから、あるもので何とかしてよ!一郎だって、それくらい出来るんだから!」
そう言いながら、妻は車のキーを持って、パートに出掛けていった。
私は、二郎と三郎と共に、妻を見送り、一郎は自転車で塾へと出掛けていった。
私「やっぱり、軽が必要かな。」
そう呟きながら、私は妻が机に用意してくれていった朝食を食べ始めた。
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