僕は、10時前に隣町の駅に着いた。
Yさんも、10時に駅前に姿を見せる。
Y「今日は駅前のコインパーキング空いてた。」
羽山「あ、良かったです。」
二人でコンビニに入り、翌朝のご飯とドリンクを買った。
支払いをするYさんを後ろから見ているだけで、僕の下半身はうずきを覚えてしまう。
コンビニを出て僕達はホテル街へと入る。
昨日入ったホテルは満室だったので、違うホテルにしたが、造りは比較的新しいホテルだ。
部屋のパネルから、三階のシックな雰囲気の部屋を選んだ。
窓口では、昨日と同じく僕が料金を支払う。
エレベーターを待つ時間すら長く感じてしまった。
部屋の中に入ると、Yさんはソファーに座った。
Y「あー。今日は疲れたね。」
羽山「確かに疲れました(笑)」
Y「だって、お昼お客さんの列長くなっちゃってたしねぇ。店長手伝ってくれたから良かったけど。」
羽山「そうですねぇ。別段、いつもより多くはないんでしょうけど。」
Y「いや、多分多いよ?三連休初日だから、これから出掛けるお客さんとかいただろうし、普段見ないお客さんも結構いたよー。」
羽山「え?そんなの見てる余裕ありました?」
Y「あー、まだまだだなぁ(笑)羽山君。」
羽山「えー?僕の方が長いのになぁ…」
Y「私、結構そういうの得意なんだよ(笑)」
Yさんは、胸を張りながら自慢そうに言う。
強調される胸に視線がいってしまう。
Y「なーに、見てるのかなぁ(笑)」
羽山「あ……。すみません、つい。」
Y「ホント、若いから、分かりやすい(笑)」
羽山「いやぁ……」
Y「また昨日みたいにする?(笑)」
羽山「あれはダメですよ(笑)そうだ!昨日、最初僕に自分でするように言いましたけど、Yさんは、しないんですか?」
Y「んー?しない、しない(笑)」
羽山「いや、しないとかじゃなくて、普段。」
Y「男の人って、そういうの聞きたがるよねー(笑)」
羽山「そりゃ、知りたいですよ。」
Y「私もたまにはオナニーするよ。でも、初めてしたのは、結構最近だったりする(笑)」
羽山「最近って、今年に入ってからとか?」
Y「違う違う(笑)数年前。」
羽山「それまでしたことなかったんですか?」
Y「うん。なかった。てか、そういう機会がなかった?が正しいかも(笑)」
羽山「機会……ですか。」
Y「そ。女の場合、男の人と違って、絶対必要なものじゃないから。だから、女性はしたことない、って人がいても不思議じゃないかな。」
羽山「やっぱり、そうなんですね。」
Y「逝ったことない人だって、結構な数いるんじゃないかなぁ。でもね、女が逝くようになると、色々見方は変わるかもね。」
そう言うとYさんは立ち上がった。
Y「で、今日はどうしたいの?」
Yさんが、艶やかな笑みを見せ、女のスイッチが入った。
羽山「昨日よりもYさんの身体を味わいたいです。」
僕は正直に答えた。
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