Y「う~ん……。もう、この格好は無理よねぇ。」
私は、明日の準備を終えた後に、デニムのミニスカートを履いて鏡に映る自分の姿を見た。
Y「となると、やっぱり、長いやつか。」
私は、青のロングスカートを出して上は白いフレンチスリーブにした。
Y「あとは……下着、と。しゃあない、新品下ろそう。」
私は、下着入れから、花柄模様が描かれたピンク色のブラジャーと、セットのTバックを出した。
今、私の持っていり下着でTバックがあるセットは昨日使った下着と、このまだ使用していないセットの二つだけだった。
すると、スマホの電話が鳴った。
夫からだった。
Y「もしもし。うん……明日は、8時くらいに家出る予定だから、道混んでなければ9時か9時半には着くかなぁ。うん………………それは二郎が悪いね。三ちゃん怒るの仕方ない。うん………うん。分かった。じゃあ。」
夫は、明日の時間確認と、二郎と三郎が喧嘩したこと等を伝えてきた。
私が下着を変えようとしたところで、再びスマホが鳴る。
羽山君からだ。
Y「もしもーし。」
羽山「あ、Yさん。ご飯食べ終わって、風呂も入りました。」
Y「あ、私もさっきお風呂入り終わった。」
羽山「特に親も心配した様子なかったです(笑)」
Y「そっか(笑)」
羽山「で、さっきの続きですけど、今夜は?」
Y「えー……。どうしよっかなぁ。昨日いっぱい出したじゃん?(笑)」
羽山「いや、確かにそうなんですけど……なんて言うか、その……」
Y「分かった、分かった(笑)今9時だから、じゃあ、10時に、また隣町の駅で。」
羽山「分かりました!遅れないようにします!」
Y「そんな張り切らないで(笑)じゃあ、後でまた。」
羽山「はい!」
私は羽山君との電話を切った後、フレンチスリーブを脱いでブラジャーを付け替えたのだった。
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