Yさんは、目の前に僕が射精した精子の塊を右手ですくいあげた。
Y「沢山出したね(笑)」
右手の掌の中で、Yさんは僕の精子を広げていき、手からこぼれ落ちる精子を左手で受け止めた。
羽山「はぁ、はぁ。今まで想像でしかしたことなかったYさんが目の前にいると思うと、沢山出ちゃいました(笑)」
Yさんは、相変わらず、艶やかな笑みを浮かべながら、まだ勃起している僕のイチモツに手を伸ばし、掌の中の精子を塗りたくるように、ゆっくりマッサージしてきた。
そして、顔を近付け、イチモツを口に含む。
羽山「あ!ちょっと……出したばっかりで…」
僕がそう言うと、Yさんはイチモツを口から外して、僕の顔を見上げながら
Y「なぁにぃ?まさか、1回出したら、暫く出せないとか?」
羽山「普通出せない……ですよ。」
Y「ダメー(笑)そんなの許さないから(笑)そんなんじゃ、私のこと満足させられないわよ。」
そう言うとYさんは、僕の意思とは関係なく、再びフェラを始める。
Yさんの口の中はやわらかかった。
今までフェラをされても、僕のイチモツが大きすぎて、上手くフェラをされた経験がない。
けれど、Yさんのフェラは次元が違っていた。
射精したばかりだというのに、快感を覚える自分がいる。
今、僕の目の前にいるYさんは、今まで僕が見てきたYさんとは別人のように思えた。
普段は清楚な雰囲気で、セックスについても男性リードに任せて、自分から積極的にはしない。
そんな勝手な印象を僕は持っていた。
でも、今僕が見ているYさんは、まるで男を虜にして全てを吸い尽くす、神話に出てくるサキュバスのようにさえ思えた。
生澤『急に背伸びして、気付いた時には戻れなくなってる。これだけには気を付けろよな。』
あぁ、生澤が言っていたのはこのことだったのか。
今になって僕は、そのことに気付いたが、僕はもう後戻り出来ない。
僕は、Yさんという淫魔に、すっかり心を奪われ、新しい性の世界に足を踏み入れ始めてしまったのだった。
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