一旦部屋を出たYさんは、すぐに部屋に入ってきた。
Y「うーん。ちょっとこっち。」
Yさんは、僕の腕を引っ張り、部屋の角の方に連れてきた。
Y「外から見たら、ここが1番死角だから。外からは、そこの窓から見えるけど、ここ3階だしね。」
Yさんは、そう言って、部屋の角に立った。
Y「いい?お店では絶対秘密だからね。何があっても、今までと変わらないこと、これが約束。」
羽山「それは絶対守ります。」
Y「絶対だからね。じゃあ………」
そう言ってYさんは、僕の両肩を持って自分の方へ僕を引き寄せた。
引き寄せられるのに、合わせ、僕もYさんの唇に自分の唇を合わせ、キスをする。
20秒くらいだろうか……。
僕は一旦口を離すと、Yさんも薄目を開けた。
Y「ふふふ(笑)何だか恥ずかしいな(笑)」
羽山「もっとしていいですか。」
Y「いいよ」
Yさんが答え終える前に、僕はYさんに再度顔を近付け、またキスをする。
このキスで、僕は自分の舌をYさんの口に潜り込ませる。
Yさんも、僕の舌を受け入れた。
Yさんの口の中で、僕とYさんの舌が淫靡に絡み合う。
今までしてきたキスの中でも、Yさんのキスが1番うまかった。
僕は、Yさんの腰に当てていた左手を少しずつ上に上げていく。
Yさんのサロペットは、ハイウエストタイプのサロペットだったので、僕の左手はすぐにYさんの着ていたTシャツを這っていくことになる。
Yさんも、僕の手が少しずつ自分の体に沿って上がってくるのを分かっていたと思うが、特に拒否することはなかった。
キスをしながら、ゆっくりと、ゆっくりと時間をかけて、左手をYさんの体のラインに合わせるようにして這わせていく。
僕の左手が、Yさんの右胸付近に到達すると、Tシャツの上からYさんの着けているブラジャーの感触が伝わってきた。
しばらく、ブラジャーの感触を確かめるように、左手をTシャツに触れるか触れないかくらいの距離で胸の膨らみの形に合わせるように這わせた。
僕達は唇を離すことはなかった。
時には、Yさんの舌が僕の中に入り絡み合った後、Yさんの舌を追いかけるように、今度は僕がYさんの中へ、という動きが繰り返される。
僕はYさんの左肩にかかった、サロペットの紐を外そうと試みたが上手く外せないでいると、Yさんが、自分の右手で紐を降ろし、肘の部分に引っかかるようにして外してくれた。
僕は左手でYさんの右胸をまさぐるように、優しく揉
む。
ビクッ
その瞬間、Yさんの体が一瞬だけ反応を見せる。
Yさんは、左手を僕の下半身に伸ばしてきた。
僕の完全にいきり勃ったイチモツの根本から先端部分に向かって、Yさんの左手が這っていく。
ジーッ
僕のズボンのファスナーが降ろされて、中にYさんの左手が進入してきた。
トランクスの上から僕の勃起したイチモツを優しくYさんの手が包むようにして上下する。
もう、トランクスがはちきれんばかりに勃ってしまっていて、我慢汁があふれでていた。
Yさんに軽く触られているだけなのに、もう僕は射精感が身体中を駆け巡り出した。
僕も自分の快感を伝えるように、左手でYさんの胸を揉み続けている。
プルルルルッ、プルルルルッ、プルルルルッ
室内の電話がなった。
反射的に、Yさんの左手が僕のズボンから外れて僕の体を離すように押すと、急いで右手で受話器を取った。
Y「はい……はい、分かりましたー。」
Yさんが受話器を置く。
Y「あと5分だって。」
羽山「あぁ。もうそんな時間なんですね。」
Yさんは、サロペットの紐を元に戻した。
僕も、ズボンのファスナーを元に戻す。
Y「はい。今日はもうおしまい。帰りましょ。」
羽山「……はい。」
Y「下、ちゃんと落ち着かせてよ(笑)」
羽山「あ!大丈夫です。数分したら落ち着きますから。」
Y「すっごい大きくなってたね(笑)」
羽山「そりゃあ……はい。当たり前ですよ。」
Y「それもそうか(笑)」
羽山「あの……この続きって…」
Y「今日はもう帰ります(笑)」
羽山「それは分かってますけど、次はいつ?出来ますか?」
Y「んー?考えとくわ(笑)」
羽山「そう…ですか。」
Yさんは、サロペットのポケットから指輪を出して左手の薬指にはめると、財布やスマホをバッグにしまい、マイクと部屋の鍵とカゴを持ち部屋を出た。
僕もYさんの後に続いて部屋を出た。
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