浴室から出ると、大学生君はまだ意識が戻っていなかった。
自分「あれ?まだ戻らない。大丈夫かな?」
Y「大丈夫だよ。前も失神した時、彼結構戻るまで長くてさ。意識戻った時はもう深夜だったから、そのまま寝たら仕事遅刻しちゃって(笑)」
自分「おいおい。それこそ大丈夫だったの?(笑)」
Y「うん、大丈夫だった(笑)私だけ遅れていったから。因みに、彼、結構早漏なんだけど、連続で逝けるタイプだから、こういうことになっちゃうのかな。」
妻は体を拭き終わり、私の要望通りに再び制服に着替え始めていた。
Y「はい。着替え終わったよ。どうする?」
自分「あ、そうそう。俺が隠れてた小部屋開けてごらん。」
妻は私の言うとおり、SMルームの扉を開くと、声を出した。
Y「ちょっと、まさか(笑)」
自分「まさかでしょ?(笑)」
Y「私、痛いのとか嫌だよ?」
自分「知ってるよ(笑)ママ気質的にはS寄りだろうからね(笑)」
Y「それは分かんないけどさ。でも、痛いのはダメなのはパパ知ってるでしょ。大分前に私のお尻叩いた時とか、私全然ダメだったじゃん。」
自分「そんなことあったな(笑)ただ、今日は叩いたりはしないよ。」
Y「じゃあ、いいけど……いや、いいことはない。また変態相手に上手く騙されるとこだった!」
自分「いやいや。ホントに痛いのはしないから。ただ、ほら。そこの椅子に座ってソフトな感じでさ。」
Y「う~ん……」
妻は部屋の中央に置かれたマルダムールと呼ばれるSMチェアを眺めていた。
Y「何か、産婦人科とかにある椅子に似てる感じするけど、足枷みたいなのするの?」
自分「うん、使わないと、この椅子は使いこなせないでしょ。」
Y「えー……。これ、ホントに大丈夫?椅子から落ちたりしない?パパじゃ心配だわ。」
自分「最初座ってみて、落ちそうだったら、中止しよう。」
Y「う~ん。何だかなぁ、心配だ。」
そう不平を言いながら、妻はマルダムールに腰掛けた。
Y「ねぇ、何か座りにくいよ、やっぱり。」
自分「ちょっと、待ってて、確かここら辺を。」
Y「きゃっ!!」
私はチェア部分の角度を変えて後ろに倒すと妻は驚いた声を挙げた。
Y「ちょっと、やっぱ無理な感じする。」
自分「支えてるから大丈夫だよ。先に足を繋ぐか。」
私は妻の足を高く持ち上げて、両足首に足枷をつける。
Y「待って、これきつい。」
自分「あとは手首だよ。」
私は、妻の言葉を無視して次に両手首を手枷で固定した。
Y「いや、これ使い方、おかしくない?豚の丸焼きみたいじゃない?(笑)」
妻は両手両足を高い位置で固定され、吊るされる感じ
のようになる。
足は開いているので、制服のスカートの中にあるはずの妻の陰部がこちらに露になる。
自分「合ってるよ。恥ずかしい格好だけど、それがいいんだよ。」
私はルーム内にある棚からアイマスクとヘッドホンタイプのイヤーマフを出して妻に付ける。
Y「ちょっと、何も見えないし、何も聞こえないよー。」
私はベッドで眠る大学生君を揺する。
自分「羽山さん。羽山さん。」
羽山「う………。ん?あ……。」
大学生君が意識を取り戻した。
私は、ルーム内に戻り、棚に置いてあるグッズを見ながら、何をしようか考えていた。
視覚、聴覚、手足の自由を奪われた妻は、既に言葉を発することはなくなり、黙って次に何をされるのかを待っていた。
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