Yさんの旦那さんにホテルを指定された翌週の月曜日に、YさんからLINEが入った。
Y【羽山君、こんにちは。来週金曜日って、羽山君は予定空いてる?】
羽山【こんにちは。はい、大丈夫です。予定は空いてますよ。卒業式も終わってますし。】
Y【そう。そしたら、主人から聞いてるとは思うんだけど、羽山君、来月になったら社会人になるから、もう、この関係おしまいにしないといけないの。それで、最後に一回会えるかなぁ、と思って。時間は9時にいつもの場所で。】
羽山【9時ですね。分かりました!旦那さんから、確かに言われてます。僕としては、まだまだ続けたいんですが、Yさんも同じ気持ちなら仕方ないと思います。】
Y【うん。私も、羽山君のこと考えたら、もうおしまいにしないといけないと思ってる。羽山君には、私達夫婦の世界に付き合ってもらって、感謝してます。】
羽山【いえ、そんな。でも、僕はYさんのこと、本気でしたよ。真面目に。】
そう返すと、Yさんからの返信はなかった。
やっぱり、Yさんは、どんなに僕とセックスしても、Kさんの奥さんなんだと痛感する。
だから、やっぱり僕は諦めて身を引こう。
そして、せっかくの機会なんだから、Yさん達夫婦の特殊な性生活を一緒に楽しもうと思う。
そう心に決めて、約束の日を待つことにした。
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