Y「いやー。しくっちゃったなぁ……」
私が歯を磨いている横で妻は風呂に入るために、服を脱ぎ始めていた。
私「ん?何が?」
Y「いや、なんでもない。パートでの話。」
私「何か失敗したん?」
Y「ううん。失敗とかじゃなくて、まぁ、大したことじゃないから。」
薄ピンク色のブラジャーとショーツを洗濯用ネット内に入れて妻は風呂に入った。
私は、歯を磨いて終わると、子供達を寝かしつけるために、全員を子供部屋に連れていく。
末っ子の三郎だけは、まだ大人がいないと落ち着いて眠ることが出来ない。
三郎の布団に入り、部屋の電気を消して、子供達の無駄話に付き合っていたら、子供達と共に私も眠りに落ちてしまい、気付いた時には深夜1時近くになっていた。
私は、子供達を起こさないようにして、そっと部屋を出ると、一階のリビングの明かりがまだついていた。
『Yのやつ、またリビングで寝ちまったかな』
私は静かに階段を降りて、リビングのドアの前に来たところで、ドア窓越しにリビング内を見た瞬間、ドアを開ける手を止めた。
妻が三人掛けソファーに座り、オナニーをしていたからだ。
薄手の毛布を身体にかけていたものの、ソファーの背もたれにパジャマのワンピースが乱雑にかけられ、床にはライトグリーンのブラジャーが脱ぎ捨てられていた。
毛布が薄手なので、妻の動きは分かりやすい。
左胸を手でまさぐりながら、右手で陰部付近をまさぐっている。
顔は背もたれにもたれかかるようにして天井を見上げ、声を出さないようにしているせいか、荒い呼吸をしている。
ドアを閉めているため、音は一切聞こえてこない。
私は暗がりに立ち妻の視覚に極力入らないような場所から、その光景を眺めていた。
以前買ったスパイカメラは吉田社長の一件以来、電池が切れてしまい、妻のこうした姿を見るのは2年ぶりだ。
むしろ、部屋の明かりの下で妻かオナニーしている姿を直接的に見るのは初めてかもしれない。
妻は腰を持ち上げると、ショーツを脱ぎだした。
毛布の中から、ブラジャーと同じ色をしたショーツが床に投げ捨てられた。
妻は両足をソファーの座面に持ち上げ、M字のように広げた。
右手に持ったピンクローターのスイッチを入れた後、リモコンをローター部分に持ち替え持って毛布の中へと伸ばしていった。
Y「…………アッ!!」
ドアの下の小さな隙間から、妻の短いあえぎ声が漏れ聞こえてきた。
毛布に包まれた妻の身体は小さく痙攣をしはじめた。
妻の身体に快感の波が押し寄せてきているのだろう、顔が快感に耐えるように歪んでくる。
両足が少しずつ上がり始め、M字に開いた足も少しずつ閉じられていく。
妻は顔を膝の付近に押し当てた。
Y「………ッッ!!……アッッ!!………アァァッッ!!!アンッッ!!」
快感の波に耐えられなくなってきたのだろう、あえぎ声が次第に口からもれはじめてきたが、妻なりに一生懸命声を抑え込んでいるのが分かった。
両足が上がってきたことで、毛布がめくれ、妻の陰部付近がこちらから見えるようになっていた。
腰の下にはタオルが敷かれており、閉じた太ももの間から、右手に持ったローターがクリトリス付近に押し当てられ、小さく上下していた。
Y「………ァァァッッ!!…は……ま…く……ゴメンネ…ッッ!イクッ!!」
ビクンッ、ビクンッ
妻の身体の痙攣が大きくなり、上半身が弓なりに仰け反った。
私は、ダウンライトの明かりに照らされた妻の妖艶な姿を久々に見ていた。
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