ホテル内に入り、私はコンビニで購入したおにぎりを開封した。
自分「しっかし、もう少しゆっくりでも良くなかったか?」
Y「んー。確かに羽山にから、朝ごはんどう?って聞かれたんだけどね。」
妻は部屋に入るなりシャワーを浴びたいと言って、服を脱ぎながら、タオル等をセットしていた。
自分「食べなかったんだ。」
Y「うん。なるべく早めに出ようと思って。」
自分「ふ~ん。今日は昼寝しようにも中々難しいからなぁ。」
Y「戻ったら、年越しそば作らないといけないからね。お義母さん、ゆっくりしててって言うけど、そうはいかないし。」
自分「確かにな。でも、あんま無理すんなよ。」
Y「無理なら、ここも無理だよ(笑)」
自分「確かに(笑)」
Y「パート出て、更に体力ついたのかも。電車の中でさぁ、よくよく考えてみたら、高校時代にこのホテル何回か使ったことあるなぁ、って思い出してさ。」
自分「まぁ、来たことあるなぁ。」
Y「そしたら、まだ生理来てないなら、最後やっぱり、パパとしときたいな、って。」
自分「なんじゃそら(笑)」
Y「いや、私の問題だから。」
そう言いながら、妻はシャワールームに入っていった。
寝取られをした後は私に抱かれる。
確かにこの展開は、ある程度予想していた。
なので、時間に多少余裕を持たせるために、私もあえて実家に朝を外で食べると言ってきた。
妻は少ない時間だったとしても、電車内でそれを考えていたようだ。
やはり、車ではなく、電車で来させるのを選択したのは、正解だった。
年を重ねるにつれ、お互いの考えていることは、お互い何となく分かるようなってくる、とはよく言ったものだな、と少し遅い朝食を食べながら、考えていた。
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