孝子さんが後ろ手で扉を開けた。
唇を重ねたまま連れて来られたこの部屋は 階段を登って一番奥 台所の上あたりだろうか?
左奥にレースのカーテン、右側にベッド、目だけを左右に動かした。
[ドン]彼女の背中が奥の壁にぶつかった。と、孝子さんがスルッと身体を入れ換えて俺の背中が壁に押し付けられた。
首に巻き付いていた両手が背中を降りてゆき シャツの裾から侵入してくる、指先が俺の乳首を転がしている。
両方の指先が俺の乳首を転がしては摘まんで、また転がした、唇を重ねた舌を絡めたままで。
と、ふいに離れた孝子さんが俺の胸にオデコを押し当ている、『ハァハァ』と肩を揺らして。
俺の息も乱れていた。
孝子さんがシャツの裾に持ち換えた。
そして その裾で口元の辺りをぬぐっている。
『…口紅、付けちゃった…』、少女の様に微笑んで俺を見上げた。
そして そのまま シャツの裾をたくし上げてくる、俺はバンザイをして手伝った。
すると今度は 孝子さんの唇が俺の乳首をついばんでいる。
ついばんでは舌を這わせ [チューッ]と吸っては また舌を這わせた、右も左も。
背中に回した両手で俺を後ろ向きにさせた。
壁に額を当てた俺の耳を 彼女が甘く噛んだ。耳を舌が這いまわり[ゴソゴソ]と音がして 孝子さんの舌が耳の中に侵入してきた。
乳首を捏ねていた孝子さんの指が 下に下に降りてゆき 耳を舐めていた舌が今度は背中を這っている。
指が離れ 舌先だけが背中を這いまわる。
時折 背中に触れる孝子さんの髪、その くすぐったさ さえ 心地良かった。
両方の腰、スウェットのゴムの中に指先が掛かった、そして右に左に少しずつ下げてゆく、露になった尻たぶにキスをしながら。
ゴムの中を指先が回ってくる 少しずつ前へと、そして 上を向いた[先っぽ]をくぐらせる様に 解放してくれた。
背中を爪で撫で回しながら 尻たぶを舌が這い 唇がついばむ、右 左 また右と そうしながら その唇と舌は 少しずつ少しずつ中心に近づいてくる。
背中を撫でいた孝子さんの手が俺の腰を引いた、無意識に足を広げ 突きだした俺の尻を両方の親指が割った、そして 舌先が[蕾]をつついた。
いつしか[怒張]をつつんでいた彼女の右手が優しく前後していた、[蕾]をつつきながら。
優しくつつんだ孝子さんの手を 俺は上から握った、そして彼女の手ごと前後させた。
しかし この行為は危険だった、多量に溢れた先走りのヌルヌルが手伝って 思わず[漏らし]そうになった。垂れた先走りが 点々と床で光っていた。
思わず俺は正面を向いた。
既に孝子さんは 何もまとってはいなかった。
俺を見上げた彼女の唇から舌先が覗いた。
そして ゆっくりと唇が開いてゆく。
その開いた唇が怒張をつつんだ。
先っぽに舌をまとわらせながら、唇に怒張が見え隠れしていた、少しずつ少しずつ その速度を増しながら。
ローリングする様に頭を回し、俺を見上げては また前後させた。
俺を見上げ 唇を少し開き 咥えたまま舌を伸ばして 妖しい笑みを浮かべては また唇でつつんだ。
伸びた唇が 内側に逆にめくれる様に隠れた。彼女の瞳はジッと俺をみつめている。
長く伸びては隠れる唇、そのストロークは徐々に大きくなってゆく、優しく右に左に揺れ 異様にかきたててくれる 妖しい孝子さんの瞳に あえなく撃沈した。
俺の[蕾]が何度も何度も収縮を繰り返した。
ゆっくりと目を瞑った孝子さんが 一瞬 下を向いた、[こくり]と頷く様に。
[根元]に手を添えた孝子さんの舌が いまだ威張ったままの怒張を這う。
尖らせた舌先が パンパンに張り出した[えら]の隅々まで なぞる。
時々覗く孝子さんの唇の中には 放ったばかりの[それ]は無かった。
膝立ちだった彼女がゆっくりと立ち上がった。
右手は怒張をつつみ 左手は首に回った。
大きく舌を伸ばして 俺の口元に光る 混ざり合った2人の涎を舐め取ってくれている。
その舌先が また 俺の唇を割った。
次の瞬間[くるッ]と体を入れ換えた孝子さんが 俺をベッドに押し倒した。
ベッドの反動が手伝ってくれた。
もつれながらも 今度は俺が体を入れ換えた。
目を瞑った彼女を見下ろし胸に顔をうづめた。
孝子さんが 優しく俺の頭を撫でていた。
左に右に 上に下に 前に後ろに そして いつしか逆さまに、体を入れ換えながら 互いの身体をむさぼった。
柔らかく大きな胸 手触りの良い腰 いまだ弾力を保ち跳ね返す尻 綺麗に整えられたVにIにO 淫液に濡れて光る女芯、そのすべてが妖艶だった。
女芯を指で開き『フーッ』と息を吹きかけてみた 少し尻を浮かせて 求める様に孝子さんが俺の髪の毛を掴んだ。
既に顔を覗かせている[核]を舌でつついた。
孝子さんが 自ら俺の顔に押し付けてきた。
[指で…]、そんな余裕など無かった。
身体を起こし 孝子さんの膝を抱えた。
すると彼女は両手を広げた。
腰を上下させ[先っぽ]だけで[入り口]を探した。
広げた両手を首に回し彼女が俺を引き寄せた。
孝子さんも お尻を浮かせ 探している。
ようやく[入り口]が[先っぽ]をついばんだ、俺は ゆっくりと腰を送った。
『ふぅ~ン』、孝子さんが甘い吐息を洩らして 仰け反っていた。
思えば さっきの[誤爆]は正解だった。
俺は夢中で腰を振った。
後ろになり 下になり 横になり 斜になり 夢中で腰を振った、そして また上になった。
ゆっくりと ゆっくりと、時には早く そして また ゆっくりと。
入りながら右に回り左に回りながら外に出た、そして また深くまで侵入した、奥へ奥へと突き上げる様に。
『・・イヤ』
『わたし…、もう…』
『・・・・』
『お願い…』
『一緒に…』
[一緒に]にの言葉に 一瞬 躊躇った。
『お願い』
『一緒に…』
巻き付けた手で強く俺を抱きしめた。
[蕾]が 何度もすぼまり 腰が震えた。
孝子さんの[それ]は 俺を取り込むかの様に収縮を繰り返していた。
仰け反る様に顎を突き上げた孝子さんが ビクビクと波打っていた。
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