裕也はそのまま家に帰る気にはなれなかった。
どんな顔をして、はるなを見たらいいか判らなかった、どうしてもDVDの事や店での記憶が蘇る。
自分の妻でありながら、他人の物で喜んでいる妻を勃起させながら見ているのだ。
自分自身、怒りの感情なのか劣情の感情なのか判らない。
そんな僕は友人に電話を入れた、高校からの親友だった。
高校時代から美少女戦士ファン・・・オタク丸出しで、ぬいぐるみの握手会でさえ、子供に混ざって
参加するオタクだった。
『真二、久しぶりに飲みに行かないか?』yいうが
『おお、裕也か久しぶりだな、いいよ・・・最近な俺好みのコスプレパブが出来たんだよ、会員制で
興味は有るんだけど一人じゃね・・・付き合ってくれよ・・・』
僕は少しドキッとした、まさかこいつが言ってるのは、はるなの店じゃないのか?
場所を聞いてみると、やはりそうだった。
真二は昔、はるなに気があって、コクってあっさり断られた経験がある。
まさか、はるなに気が付いているとは思えなかった、でも僕は念の為に普通の居酒屋に行く事にした。
久しぶりに昔話に花が咲き、僕はかなり酔ってしまっていた。
『裕也、今度はあのパブに行こうぜ、俺なら一度書店部に行ってみるよ、そこの店員が会員制のパブにも
居るらしいんだよ』
酔いが回って、僕は、はるなのことを口を滑らせてしまう・・・。
はるなに未だに未練を持っていた、真二は余計に興味を持ってしまった。
僕はあろう事か自分の妻だと言えていない。
この事が最悪の方向に歯車が回り始めてしまう。
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