『あっ・・た・・タキシード仮面様・・・・どうしてここに』
目の前にいた筈のブラック将軍が、愛しのタキシード仮面様に入れ替わっている。
ブラック将軍はタキシード仮面様だったの・・・。
私は自分の目を疑った、起こった事が理解出来ません。
『はるなくん・・・驚いたかい?、こう言う事なんだよ・・・』
そう言いながら、私の顎に手を添えてギュッと顔を上げられる。
『そうだよ、その絶望に打ちひしがれた瞳・・・素晴らしい
お前達が憧れている、タキシード仮面様だ・・・』
『そんな筈ないじゃない・・・私は信じない・・・あなたは本当の
タキシード仮面様では無い、正体を表しなさい・・・ブラック将軍・・・』
『そうか・・・せっかく夢を少し見せてやろうと思ったが、余計なお世話か?
その通り、私はブラック将軍だ・・・一番惨めなやり方で犯してやろう・・・』
手枷足枷のままブラック将軍に首輪を着けられて引き立てられる。
カメラが目の前に迫って恥辱ショーが始まった。
カメラの後ろにモニタが見える、全世界中継でこの状況が放送されているのだった。
きっとタキシード仮面様もみているにちがいない・・・。
普段着の私は全世界に正体を曝しながら犯されるのだ。
世界の唯一の希望を葬り去ろうとしているのだった。
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