「勇治肉ばかりではだめと、教えただろうよ
(´ヘ`;)」
「は~い、サラダです。
小皿にドレッシングいろいろありますよ(^∧^)
勇ちゃんは、この1皿食べてから次のお肉ですよ。」
「あのぅ、僕の皿だけ大きいよ(´ヘ`;)」
「みどり鋭い。」
「お寿司取って来ますよ(´ヘ`;)」って選びに行った。
みどりさんが、横にきた。
「幸子さん嬉しそうだ。
ありがとう。」
「我慢していたんですね。」
「ああ、僕最近帰り遅いからね。」
「お母さんには、会話させる事が1番の治療です。
勇ちゃんの治療は、私がみっちりとします。」
「僕は、健康だよヾ(゚д゚;)」
「さっき少女のパンツを、ガン見してたでしょう
ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ」
「いや、あれは偶然見えただけだな。」
「その変態の治療は、今晩からきっちりしていきます。
子供と大人の女性の堺が、無いほど溜めてはいけませんよ(*⌒∇⌒*)」
「あっ、はぁ( o´ェ`o)」ってみどりさんは、すごいやる気満々です。
幸子さんには、どんな入れ知恵されたんだ。
「勇治は、お寿司だと食べるんだよ。」
「お任せください。
私調理師免許と栄養士免許も、あります。
これからは、魚も食卓に並べますね。
でも魚のさばきは、苦手なのでお母さん手伝ってくださいね(^o^)」
「それは任せろ、一緒に料理しましょう。」
ってすっきり打ち解けていました。
「だから勇ちゃんは、そのサラダ食べてからお寿司です。」
「お母さんシメサバどう?」
「そんなのもあった?」
「日替わり限定です。
勇ちゃん早くサラダ食べないとお母さんと私に
シメサバ取られますよ。
次の時には、売り切れかもしれませんよ(^∧^)」
「そうそうその調子で、野菜食べさせろ。
勇治このシメサバ上手いよ(*⌒∇⌒*)」
「もう、サラダね(´ヘ`;)食べますよ。」
ってしぶしぶ食べる。
「勇ちゃんカレーが、ありましたよ(^∧^)」
「こやつ辛いのだめだよヾ(゚д゚;)」
「少女が、たくさんかけていたから、大丈夫でしょう?」
ってしっかりチェックされていました。
「見てくる。」ってバイキングに行った。
少女は椅子に、座りカレーを食べている。
パンツちらは、拝めず。
「おっ、アイスかぁ。」って3点選んで運ぶ。
「勇ちゃん偉い。
カレーの後の口冷めね。
あらぁ、これイチゴさん?」
「イチゴとメロンとバニラです。」
「ワシは、メロンね。」
「私イチゴさん。」
「はい、はい(´_`。)゙」ってふたりの好みは、
わかった。
「みどりこの店は、最高じやぁ。
勇治覚えておいてくれよ。」ってすっかりなじんでいる。
何せ「みどり」と名前で、呼ぶ位に信頼度増てる。
「久しぶりに楽しい食事だったよ(*⌒∇⌒*)」
「私も、車の運転下手だから勇治さんに運転してもらえると助かります。」
「こやつ確か大学生の時に車の中で、えーと?」
「お母さんイトーヨ〇〇堂が、近くにありますので、買い出し行こうよ。」
「車の中?」
「みどりさんナビの検索頼む。」
「あっ、はい。」って、暴露制止する。
スーパーの食料品売り場に行った。
みどりさんが、車椅子を押し食材をふたりで見立てしながら進む。
僕は、後ろ空カート押し食材を受け取ってかごに入れる。
「お兄さんハンバーグの試食どうぞ(*⌒∇⌒*)」
って若いマネキンの女の子がすすめる。
「うん、美味しい(^o^)」
「レンジでちんすれだけですよ。
私が、お宅にお邪魔してやってもぅヾ(´∀`ヾ)」
ってかごに入れる。
「ど~ん」って車椅子が、背中に当たった。
「痛てぇ。」
「勇治ひき肉は、買ったよ。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。」
って幸子さんの声がした。
「ごめんなさいね(^o^)
母と私で作りますので返す。」ってみどりさんが、
女の子に返した。
「あっ、はい。」って女の子はさがる。
「みどり仕置きせい。」
「ボコッ。」って下腹に、パンチされた。
「こやつ隙あらばだ。
みどり油断するでないよヽ(`Д´)ノプンプン
お主は、前を歩け。」ってふたりの前にカート押しする様になった。
「ああ~ん、イチゴちゃんですぅ。」ってみどりさんが止まった。
「そう言えばみどりは、果物大好きだったね(^o^)」
「お母さん覚えていてくれてるの?」
「まだ幼い頃イチゴ~ぅ。
ってワシの足に絡みついて離れなかったね。」
◎みどりさんと幸子さんは、母娘の関係と話している。
まだまだ詳しい事は、聞かされてはいない。
とにかく何か事情があるらしい。
「イチゴちゃんの美味しい食べ方たくさんあります。
勇治さんヘタ取りしてくださいね。」
「先ほど浮気した罰だ。
ヘタ取りせいよ。」
「いぇ、いえΣ(´□`ノ)ノ
だから浮気などしてません。」
「鼻の下伸びてたよ(`へ´*)ノボコッ。」
「もう2発叩け。」
「はい。」
「この野獣凝らしめないと、いつか犯罪者になりかねん。
しっかり監視するんだよ。」
買い出しが、終わった。
「これ福引券です。3回引けますよ(*⌒∇⌒*)」
「お母さん行きましょう。」
「みどり引きなさい。」
「私くじ運無しですよ。」
「あっ、勇治引け。
こやつ小学生の時に、家族旅行当てた。」
「ええ~ぇ、すごい。勇ちゃんやってよ。」
「それでは1回目です。」
「イチゴの座布団ですね(^o^)」
「かわいい~い。」
「勇治それは、みどりやれ。」
「うん。」って渡す。
「ちゅうヾ(´∀`ヾ)勇ちゃんありがとう。」
って頬にキスされた。
たかが座布団なのに、大喜びする姿は、少女ですよ。
「それでは、お母さん行きましょう。」
「ワシかぁ、それではえぃ。」
「ぬいぐるみですね。
あちらでお好きなモノと交換してくださいね(^o^)」
「最後は、みどりさんどうぞ。」
「そうですかぁ?」
「それではえぃ。」
「からん、からん。当たりで~す。
国内旅行です。」
「勇ちゃ~ん、どうしょう。」
「家族旅行かカップル旅行です。」
「おぅ、新婚旅行行って子作りしてこい。」
「まぁお客様新婚さんですかぁ。
後ろの席にどうぞ(*⌒∇⌒*)
行き先とかランク相談とかいろいろありますのでどうぞ。」
旅行が当たった事で、ふたりのテンションは、上がりまくりでした。
「あのぅ、ぬいぐるみの選びに先に行った方がいいじゃないか?」
「あっ、ぬいぐるみさんいろいろあります(^∧^)」
って案内された。
「動物系人気で終わってしまいました。
後は、ここのぬいぐるみさんです。
お好きなモノを手に取ってお選びください。」
「ハンバーグのぬいぐるみだよ~ん。」
「勇ちゃんは、まだこだわってる(´ヘ`;)
このメロンは、どうかなぁ?」
「あらおもしろいじゃないか。」
「お母さんこれって、成長するんですよ(*⌒∇⌒*)」
「成長するの?」
「このファスナーを開けて、中身を増やすと膨らむんですよ。
だから抱き枕まで位に、大きくなりますよ。」
「どれどれそれおもしろいじゃないかヾ(´∀`ヾ)」
「そちらは、赤ちゃん位ならば、包みこむクッションにお使いになれますよ。」
「よしこれもらえる?」
「あのぅ、ハンバーグもクッションになるよ。」
「それは乗って遊べる位じゃないか。
乗るならば女房に乗らんか。」
「もうお母さん。」ってみどりさんは赤面する。
「このメロンにする。」
「新品の組み立て前でのお渡しになります。
ご自宅で、組み立てて膨らませてください。
中身の追加は子供売り場で購入をお願い致します。」
って渡された。
「それでは旅行の件を、相談しましょう。」
「先ずは、家族旅行か?
カップル旅行か?
どちらにしましょう。」
「家族旅行で、お願いします。」
「いや、新婚旅行行って来い。」
「う~ん、娘さんはお母様が、心配何ですか?」
「はい。」
「それでしたら、この家族旅行プランは、いかがですか?
最初に、お詫びします。
少し持ち出しのお金が、必要になります。
本来は、夫婦と幼い子供さんのご家庭向きなんでが、お部屋は、別々です。
お風呂と食事は、一緒のお部屋でお召し上がりのパックです。」
「おいくらの追加になりますか?」
「1万円追加になります。」
「それだけの支出だけなの?」
「あっ、お風呂が露天家族から普通のお部屋とランクが、かなりダウンになります。」
「これって家族の思い出作りだけのプランです。
すごい格安ツアーだからあまりに、おすすめするべきではないかとぅ?」
「これで、お願いします。」
「みどりと勇治だけで行ってきなさい。」
「お母さんには、見極めと指導をお願いしたいから
一緒にきてくださいよぅ。」
「ええ~ぇ、まぁおまえの頼みならば協力するがなぁ?」
「因みにオフシーズンなのでもしかしたらですが?
お部屋のランクアップしてもらえるかもしれません。
ホテルも、お客様を逃がしたくありませんので、
サービス向上し獲得するんです。
いががですか?」
「僕も、サービス業界なのでピーク時期は連休取れない。」
「みどりさんは、大丈夫なの?」
「ほとんど在宅なので、予定のやりくりは大丈夫です。」
「ワシは、毎日暇だ。
病院に行く時だけ外してくれればよし。」
「それでは旦那様署名をお願いします。」
「それは母の名前で、私代筆でよろしいですか?」
「ご家族の方ならば問題ありません。」
買い出しは、終わった。
「勇治よ(*⌒∇⌒*)
みどりが、側にいてくれると良い事が次々に起こるね。
あの子を、離してはだめですよ。」って優しい母の目で言われた。
幸子さんは、認知症だけども時々正常に戻って暖かい言葉をかけてくれる。
みどりさんも、まだまだ隠れた過去などわからない部分がたくさんあります。
現在言える事は、幸子さんと僕にとって、必要な人である事だけは、確かです。
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