鮫島は週に2回、決まって水曜と日曜に亜希子のもとを訪れる。
水曜日は経営の相談を装い白昼やってくる。
工場脇に建てられたプレハブの事務室で2時間みっちり亜希子を”働かせる”のだ。
亜希子が座るはずの社長の席に鮫島が座り、経営資料に目を通す。その間、亜希子は彼の足元に跪き、口で彼のモノを奉仕し続けるのが決まりだった。
『おい、亜希子。どうなってんだよこの数字。先週からだいぶ売上が落ちてるじゃねぇか』
売上表を見ていた鮫島が声を荒げる。
「..んんぅ..は..はい...申し訳ございません...大口の取引先から発注をキャンセルされてしまいまして...」
慌てて鮫島のモノから口を離し弁明する亜希子。
『分かってねぇなぁ、そこであんたの出番だろうが。あんたが一肌脱いで先方のスケベオヤジ共を悦ばせてやりゃあ万事解決するこったろうが』
「..はい..たいへん申し訳ございません...」
鮫島は亜希子に枕営業を強要していたのだった。今やトミタモータースの売上の半分は鮫島の斡旋による枕営業で得たもので成り立っていた。
鮫島は取り出したメモ紙と帳簿を見比べながら、それに何かを書き込んでいた。
『ふん、まぁいい、月末までに元の売り上げに戻しておけよ』
「..はい..承知いたしました...」
鮫島は立ち上がり、奉仕途中の唾液塗れのモノをゴソゴソとズボンの中にしまいこんだ。
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