射精を終えた黛が亜希子の体から離れる。
激しい行為のせいで白く泡立った肛門からは彼が放出した濃厚な精液がだらりと流れ落ち、敷布団にシミを作っていく。
亜希子が手慣れた様子でそれをティッシュで拭う。脱ぎ捨てられた下着と衣服を拾いそれを身に着けながら放心状態の黛に言葉をかける
「黛さん、気になさらないで..これが今私にできる唯一の仕事ですから...融資の件、どうかよろしくお願いします」
身なりを整えた亜希子が黛に深々と頭を下げた。
ドンドン!
行為が終わったのを見計ったかのように鮫島が和室のドアが叩く。
亜希子を呼んでいるようだ。
「それでは、また...」
呆然とする黛を残して亜希子は部屋を出ていった。
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