「口はやっぱりダメ?」と聞くと、柿崎さんは黙って唇を重ねてきた。唇を重ね合って柿崎さんの柔かい唇を感じ、そして唇を舐めた。口紅の味がして不味かったので舌を入れた。舌は歯にガードされて奥に進めなかった。歯や歯ぐきを舌先で刺激すると、柿崎さんの鼻息が荒くなった。そして少し口を開けて舌先を出してきた。舌先同士をチロチロさせていると徐々に柿崎さんの口が開き、とうとう口内へ舌を入れることができた。柿崎さんは舌を動かさずにされるがままで、僕は舌を絡ませて唾液を吸ったり、歯ぐきの裏や粘膜、舌が届くところを全て舐めた。柿崎さんの胸に手を伸ばすと、彼女は手でガードした。ガードはとてもやんわりで容易に突破出来そうだったが、深追いしなかった。いずれは最後までいくだろう、焦らなくてもいい。
息苦しくなった柿崎さんは唇を離した。荒い息遣いで「ごめんね、慣れてなくて」と言った。「気持ち良かったよ。キス出来て嬉しいよ、ダメって言ってたから余計に」「自分でも驚いてる」「抵抗ある?」「手は良くてキスはっての…変だよね」「そんなことないよ。いろいろな思いがあって、うまく言えないけど、僕は柿崎さんを責めたり恨んだりしないよ」「ありがとう」と涙を流す柿崎さん。
「またシコシコいい?」「うん、いいよ。元気ね。こっちも?」と乳首も刺激しようとする柿崎さん。「今度はこうして」と柿崎さんを別の体勢に誘導する。姿見の前に座る僕。背後に柿崎さんを座らせ、後ろから右手でチンポを握らせ、左手で乳首を刺激させた。柿崎さんは股を開いて僕に密着している格好だ。「耳元で囁いて」「いっぱい感じて。いっぱい気持ち良くなって」「気持ちいいよ、柿崎さん。もっとイヤらしいこと言って」「え……お…ちん…ちん…とか?」「おちんちんじゃイヤらしくないよぉ」「え、じゃあ…ちん…ちん?」「もっと下品な言葉」「下品って?ちん…こ?」「チンポって言って欲しいんだよ~」「チン…ポって…やだぁ恥ずかしい」「俺もっと恥ずかしいカッコしてる。柿崎さんに下品な言葉言ってもらったら、もっと感じるよ」鈍感な柿崎さんもようやく察したようで、優しく「これがいいの?チンポって」「うん、もっと言って」「チンポ、チンポ」うーん、いまいちわかってない。性に疎い柿崎さんは、羞恥プレイを知らないようだ。逆に教えがいがあるか。柿崎さんの「チンポ」を聞きながら、その日2度目の射精をした。
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