僕はこのまま終わってしまうかもしれないという不安と、どう振る舞えばいいかという迷いで、なかなかリビングに戻れずにいた。すると柿崎さんがリビングから顔を出し、「今日はマッサージいいの?時間なくななっちゃいますよ」と言った。無理に作った笑顔だった。無言でリビングに入った僕に、「今日は足でいいですか」とうつ伏せになるように促した。今日は腕の予定だったが、顔を合わせたくないとか、また手が触れるかもしれないとか考えたのかもしれない。
うつ伏せになった僕の足裏を柿崎さんが揉み始めた。「ごめんね、困らせて。柿崎さんのことが好き過ぎて、我慢できなくて」「うんうん、いいの。わたしが悪いの。わたしの方がお姉さんなのに、うろたえちゃって。あーあ、経験がないってだめだなー」「経験?」「そう、経験。わたしね、中学も高校も大学も、好きな人がいたの。でも緊張してうまく話せないし、告白なんて全然。何人かには言い寄られたけど、好きな人いるからって全部断わっちゃった。で結局誰ともお付き合いした経験ないまま主人と出会って、結婚しちゃった」「え、じゃあ、処女で?」「うんうん、前に留学したって言ったでしょ?確かに留学したんだけど、ほんとはすぐに帰って来ちゃったの。行って間もなく、信用してた人に無理矢理…そのショックとか、すぐに帰って来た恥ずかしさとかいろいろあって、全然ダメダメのときに優しくされて。それがいまの主人なの」「大変だったんだね」
しばらく沈黙のあと、柿崎さんが唐突に「手なら、してあげられるけど」と言った。ん?マッサージ?いや、違うよな、まさか?僕は身体を捻って柿崎さんを向き、「まさか、ここ?」とチンポを指差した。柿崎さんはいつもの表情に戻っており、「手…だけじゃ、やっぱりイヤ?」と、恐る恐るといい感じで聞いてきた。裏切れないけど、手コキはいいの?いや、柿崎さんも少しずつ先に進もうとしてるんだろうなー。「柿崎さんとなら、何でもいい。して、して」「うふ、じゃあ下全部脱いで」「脱がせて」「もーう。甘えん坊さん」と柿崎さんは僕を仰向けにして「さあお尻を上げて」と言って、ズボンとパンツを脱がせた。
僕は緊張したせいかチンポは萎んだままだった。柿崎さんも照れがあるのだろう、表情は平静に見えたが、無言でチンポを握り、ゆっくりとシゴキ始めた。自分だけチンポ出してるって恥ずかしいなとか、いい大人が手コキだけかよとも思ったが、いやいや、自分だけチンポ出してるって、恥ずかしくていいじゃねーか、変態っぽくて。そう考えると、ムクムクと勃起してきた。
「ねえ、さっきの、もう一回言ってくれる?」「さっきのって?」「わたしのこと」「うん。柿崎さんのこと好き。初めて見たときから。こんな美人と付き合いたいって思った」「ありがとう。凄く嬉しい。わたしも○○さんが好き?」
柿崎さんに手コキされながら、僕は感じていた。手コキそのものも気持ちいいが、あの柿崎さんが手コキしてくれていること、気まずい空気から急転直下、まさかの手コキが始まったこと。「うふ、かわいい」僕の右側に並ぶように横になった柿崎さんは、右手で手コキしながら左肘で体を支え、顔を上げて僕を見ていた。「○○さんって、嬉しいとか気持ちいいとか、ちゃんと伝えてくれるから嬉しくて、してあげたくなっちゃうの」「けどそんなに見つめられたら恥ずかしいよ」「ダメ?」「ダメじゃないけど、あ~、いきそう」「うん、いって」「あ~いく~」
柿崎さんは飛び散った精液をティッシュで拭いたあと、残りを搾るようにゆっくりとシコシコを続けた。
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