僕は会場のロビーで新聞を読むふりをしながら、柿崎さんを眺めていた。いつもキレイな柿崎さんだが、見慣れた制服姿と違って、ラベンダー色のワンピース姿は新鮮で、特別キレイだった。柿崎さんってこんなに美人だったんだ、女優の井川遥みたい、と僕は思った。男女問わず、柿崎さんを注目していた。
だんなさんは、こんないい女をほったらかしにしていたのか。もし大事にしていたら、僕とこんな関係になっていただろうか?
柿崎さんは代理の代理のような出席者なので、彼女を知る者はほとんどいない。それもあってか、何組かの男が彼女に近付き、話しかけていた。
知らない土地で、自分を知る者はほとんどいない。お金をかけて髪をセットしてメイクして。普段着ることもないワンピースを着て、ヒールの高いパンプスを履いて、アクセサリーをつけて。普段は遠慮がちで目立つことを好まない柿崎さんだが、こんな状況、男どもが寄ってくる状況に、満更でもない、楽しんでいるようにみえた。
柿崎さんとは式後に落ち合う予定だったが、僕はちょっと嫉妬して、彼女に悪さをしたくなった。
柿崎さんに非常階段に来るようにメールした。しばらくしてやってきた柿崎さんは、「どうしたの、急に。もうすぐ始まるのよ」と言った。
「ケツ穴舐めて欲しい」
柿崎さんは、僕に呼ばれた、しかも人目につかない場所に。何かあるとわかって来ていたはずだが、唐突なアナル舐め指令に、一瞬顔をこわばらせた。
恐る恐る「あと、じゃ、ダメ、なの?」
「さっきからなんか痒くて。拭き残しかな?」
洗ってきたら?とか拭いてきたら?とか、彼女は言わない。柿崎さんと会うときは、僕はチンポやケツ穴を洗ったりウォシュレットを使っていないことを、彼女は知っている。もうプレイが始まっている、いや、呼ばれたときから始まっていた、と柿崎さんは理解した。
「ケツ穴、ちゃんと拭かなかったの?確かめてあげる
」柿崎さんは僕のズボンを下ろして、クルッと後ろを向かせた。そして僕を屈ませる。柿崎さんにお尻を付き出す姿勢だ。彼女は何段か下に位置し、やはり姿勢を屈ませ、僕のお尻に顔を近付けた。
僕のお尻を両手で目一杯広げた柿崎さんは、すんすんと鼻を鳴らしてニオイを嗅いだ。
「あ~、凄く臭い。ケツ毛にペーパーのカス付いてるし、ウンコのカスも付いちゃってるよ」
「やっぱり?どうりで痒いわけだ」僕は体をひねって右手で、彼女の頭を押さえつけ、ケツ穴を彼女の鼻や口にこすりつけた。
「イヤッ、ヤメ…」と抵抗を見せるが、ほとんど力が入っていない。されるがままにケツ穴の顔面拭いを受け入れている。柿崎さんの唇が捲れてクチュっと音がする。ケツ穴の上下運動により、彼女の鼻は潰されたり、ブタのように上を向いたりしてるはずだ。唇も捲れる。井川遥のような美人顔が、ブザマに変形してるサマを想像した。
「イッ…クサッ…イヤッ…クサッ」ケツ穴で口が塞がれ、なかなか声にならない。「おね…がい…しま…す…メイ…クが…」
確かに、メイクが乱れるのはかわいそうだ。僕は柿崎さんの頭から手を話した。「はあっ、はあっ」鼻の頭が少し赤い。自分のヨダレで鼻と口の周りが濡れている。苦しげな彼女が、少しブサイクに見えて、逆に興奮した。
「メイク、落ちてないよ」「あり…がとう、ございます」「ケツ穴、臭かった?」「はい、凄く。いまも鼻に残ってます、ニオイが」「痒かったから、気持ち良かった」「喜んでくれて、嬉しいです」「まだ中が痒い」「わたしに、ケツ穴の掃除、させて下さい」
柿崎さんはケツ毛を口に含んで、毛を濾すように舐めた。そして両手でケツ穴を目一杯広げ、舌先をねじ込んできた。舌は生き物のようにケツ穴を出入りし、中でグリグリと動いていた。それは、文字通りケツ穴の汚れを落とす、舌掃除だった。
柿崎さんは僕の合図なしに止めないだろう。式に遅れるのもかわいそうだ。「ありがとう、良かったよ。そろそろ時間だね」「ありがとうございます」「柿崎さんはケツ穴痒くない?」「わたしは…大丈夫…です」「本当?」「……少しだけ…痒いです」「見せてごらん」「こ、ここで…ですか?人が……時間が…」「じゃあケツ穴のニオイ嗅がせて」「どうやって…?」「指で」「ゆ、指で…」「ケツ穴出すのと、ニオイ嗅がせるの、どっちいい?まあ、出してもニオイは嗅がれるけどね」「……」「速く決めないと、式始まっちゃうよ」「指は…誰の…」「選んでいいよ、恥ずかしくない方でもいいし」「どっちも、恥ずかしいです。でも自分で、よりは…」「言ってごらん」
「わたしの…ケツ穴のニオイ…嗅いで下さい」「どうやって?」「指で、触って…」「汚くない?」かぁぁ、顔が赤くなる柿崎さん。恥ずかしがる表情がたまらない。
「たぶん…きた…お願いします。わたしの汚い…ケツ穴のニオイ…嗅いで下さい」「さっき舐めてもらったしね、お礼に」
「じゃあ触りやすい体勢に」柿崎さんに手すりに手をつかせ、がに股で腰を落とし、お尻を突き出させる。「こんな…恥ずかしい…格好…」
「うん、恥ずかしいポーズだね。でも似合ってるよ。裾は自分で捲ってね」「ああぁ」
ワンピースの裾が捲られる。腰のあたりから薄いベージュのパンストに手を入れ、さらにブルーのパンティに手をいれる。肌が汗ばんでいて手の滑りが悪い。
人差し指をケツのワレメ沿いにすすめていく。少しずつ温度と湿り気が増している。声を押し殺していた彼女は、僕の指がケツ穴に触れた瞬間「ああぁ~」と声を漏らし、下を向いた。
「ケツ穴、じと~って指が張り付いてるよ。凄い湿ってる。パンティの中、こんなに熱いと、かなり蒸れるでしょ?」「はい…蒸れ…ます」
指腹でケツ穴をなぞる。さらに指先をケツ穴に入れる。「あ~、入れちゃ、ダメ~」「どうして?」「キタ…ナイ…から」「うん、なんか汚そう。なんでケツ穴ヌルヌルしてるの?抵抗なく指入っちゃったよ」「汗…蒸れて…」「汗?汗よりジト~ってしてるよ?ちゃんと洗った?ちゃんと拭いた?」あああ~
柿崎さんも、僕と会うときはウォシュレットを使っていない。僕のためにそうしてくれているのに、あえて言わせる。
「ウォシュレット、使いませんでした。急いでいたので、ちゃんと…拭けていなかった…かもしれません」「何を?」「あ~、ウン…チ」「ウンチぃ~?」「あ~、ウンチ、ウン…コ、大…便」「え~、クソの拭き残しあるケツ穴を、僕に触らせたのー?」「すみません。ク…ソ、ちゃんと拭いてない…汚い…ケツ穴です」
「ニオイ嗅いで下さいって、嗅がなくても臭いってわかるでしょ、これ。言って欲しかったの?臭いって」「…はい…ケツ穴…臭い…って…言って…下さい」「こんなに美人なのに、ケツ穴臭いって言って欲しいんだ?」「はい…言って下さい」
指を抜き、鼻先に持っていく。「柿崎さん、ケツ穴、凄く臭いよ。美人なのに、恥ずかしいね。自分でも嗅いでごらん」柿崎さんの鼻に指をやる。
「ああ~、恥ずかしいです。臭いです。わたしのケツ穴、凄く臭いです」「こんなに臭いケツ穴してんのに、なんか澄ました顔して話ししてたね」「はい、あのときから、ケツ穴、蒸れてて、痒くて、掻きたかったです。早く、○○さんに、舐めて、欲しかったです」そこまで言って、柿崎さんはへなへなと腰を落とした。
柿崎さんの鼻穴に僕の人差し指を入れ、グリグリと塗った。その指を彼女の口に入れた。「きれいにして」無言で指をしゃぶる柿崎さん。
柿崎さんの顔は汗でグシャグシャだった。ハンカチを押し当てるように汗を拭いてあげた。「ありがとう。ほら、早く整えて行かないと」「うん」
「ホテルで待ってるよ」「うん。終わったらすぐ行くから」
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