射精後はいつも優しく処理してくれる柿崎さん。夫婦の営みを聞くと、「全然ないですよ」と語ってくれた。
子供が生まれる前はそれなりに胸を触ったり愛撫らしきものはしてくれたが、自分がしたくなると挿入して射精して終わり。子供が生まれたあとは愛撫すらほとんどなくなり、入れて射精して終わり。もう少しなんとかなりませんか、みたいなことを言ったことがあるが、疲れてるとか、子供が起きたらどうするんだと一蹴された。いまは年に何回かセックスをせがまれるが、逆に疲れてるからと断わっている。しつこいから手でやったら良かったのか、手で出してあげるだけの関係だという。無表情で黙ってて、イク瞬間に「うっ」ってだけで、射精できたら誰でもいいのよ、と。それでも裏切れないってかあ、と思ったが言わずにおいた。
「だから○○さんとが、嬉しいの。ちゃんと気持ちいいよって見せてくれるから」「恥ずかしいけどね」「そんなことないよ。嬉しいよ。黙っていられたらやりがいないもの」「羞恥プレイっぽくて好きなんだ」「羞恥プレイ?」また柿崎さんに説明だ。柿崎さんは知らないふりじゃなく本当に知らないから、その辺がちょっと疲れる。「恥ずかしいのは恥ずかしいだけな気がするけど、それが気持ちいいのね」
「ねぇ、柿崎さんの足のニオイ嗅ぎたい」「え、足?ダメよぉ、恥ずかしいじゃない」「どうして?」「もう、そうして言わせたいのよね」「ふふ、羞恥プレイ」「わたしは恥ずかしいことは恥ずかしいですっ」「パンティだめでしょ、せめて足のニオイ嗅がせて。柿崎さんのニオイ知りたいよ、お願い」「もう…そんなこと…嫌になっても知りませんよ」「ならない。もっと好きになる」「もお、かわいいんだから」と足を僕の顔に近付ける柿崎さん。「ちゃんと言って」「え、何を?」「感じる言葉」「はいはい、困ったちゃん。わたしの足のニオイ嗅いで」「もっと」「わたしの臭い足のニオイ嗅いで。あ~、こんなこと言うなんて」恥ずかしがる柿崎さんの顔がかわいい。
しかし柿崎さんの足は、ほのかに納豆に似たニオイがするだけで、臭いフェチには全然物足りないニオイだった。「あまり臭くない」「そのほうがいいんだけど…臭いフェチさん?には物足りないってことなのよね?」わかってきたじゃん。「だってスニーカー洗ってるもの。コインランドリーに靴も洗える機械あるのよ。それに、いろんなお宅に行くでしょ。なかには床がちょっとってお宅もあって、ソックス汚れるの。それで次のお宅ってわけにいかないから、何足か替えは持って行ってるの。でも体質的には蒸れやすいのよ」「臭い?」「んっ、もう。はい、臭いです」「どんなニオイ?」「わからないわ。でも誰にも嗅がれたくないのだけは確かよ」「僕にも?」「もう。○○さんにだけ、嗅がせてあげる」「わーい、楽しみ」「悪い子ね、もう」
「またイキそう」「うん、イッて」「柿崎さんの唾が欲しい。唾でイキたい」「つば?どうやって?」「僕の口に垂らして」「ほんとにいいの、唾なんて。汚くない?」「柿崎さんので汚いものないよ。柿崎さんの唾飲みたいの。唾飲みながらイキたい」「うん、わかったわ、こう?」開けた僕の口に、柿崎さんのすぼめた口から透明な唾が垂れる。それは勢いがなく、僕の口ではなく柿崎さんの顎を伝った。僕は顔を上げて顎の唾を舐めた。「美味しい。柿崎さんの唾、美味しい」「あ~なんてこと、唾、美味しいの?わたしの唾、美味しいの?」「うん、美味しい。いっぱい欲しい」「わかったわ。いっぱい飲んで。いっぱい気持ち良くなって」今度は口の中で溜めた唾が大量に僕の口に垂れ落ちてきた。それは糸を引き、唾の糸で2人は繋がっていた。僕は口を閉じ、口内で柿崎さんの唾を舌に絡ませて味わい、そして飲み込んだ。柿崎さんはウットリした表情で「あ~、そんなに。美味しいの?わたしの唾。もっと欲しいの?」と言った。頷くと「んふ、ほんとにかわいいんだから。はい、あ~んして」と再び唾を垂らしてきた。僕は飲み込み今度は「唾を顔中に塗って」と言った。「え、塗るってどうやって」「ペッて吐いて、指で広げるの」「そんな、人に唾を吐くなんて」「柿崎さんにされたいの。お願い、ペッペッって下品に吐いて」「うん、それがいいのね、でもできるかしら」プップッ。細かい唾が飛び散り、うまく吐かれていない。人に唾を吐く以前に、唾を吐いたこと自体、ないようだ。「こんな感じでいいの?」「もっと遠慮なく。思いっきりかけて」「ごめんなさい、やっぱり抵抗が」「うん、ありがとう、してくれて。垂らした唾を塗ってもらっていい?」「ええ、塗るのね。吐くよりはやりやすいわ」柿崎さんは頬に垂らした唾を指で顔全体に塗り広げる。唾はすぐに乾き、独特ねニオイを放つ。顔全体がカピカピして少し痒い。「あ~柿崎さんの唾のニオイがする」「あ、やだっ、唾のニオイって」柿崎さんにも唾のニオイがしたようだ。「あ~柿崎さんの唾のニオイ」「あー、言わないで、恥ずかしいよぉ。まさかこんなニオイって」「言いたいよ。言って感じたいよ」「お願い言わないで、お願いだから」「わかった。言わない。でもこれからも唾、してくれる?」「ありがとう、うん、するから言わないでー」「もうすぐイキそう。もっと唾かけて。わたしの唾でイッてって言って」「うん、わたしの唾でイッて。わたしの唾でイッて」柿崎さんに唾を垂らされながら、また射精した。
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