彼女の手を引き、階段を上ります。一段上がる度に引く手に力が入るのを感じ、60歳の彼女にはこの急な階段は年々キツいものになっているのが分かります。
頭を下げ、『よいしょ、よいしょ、』と上って来ています。下着しか身に付けてはおらず、浮き出た鎖骨が妙に色っぽく感じるのです。
階段を上りきり、あとは奥の寝室へと向かうだけ。手を繋いだまま、真っ暗な廊下を歩いて行きます。
寝室の扉が見えた頃、僕はその場に立ち止まりました。加代子さんも、『どうしたの?』という感じです。
からかいたくなった僕は、握っていた彼女の手を自分の股間にあてて触れさせます。恥ずかしそうに、『いやよぉ~!』と言って手を引こうとした彼女。
もちろんその手を離すことはなく、パンツ一枚の上から、股間を触らせるのです。硬くなりつつあるチンポを彼女は気づいたはずです。
一度、『早くお部屋行こう?ねぇ~?』とは言いましたが、こういうことには慣れてないようで、黙ったままその場で立ち尽くしてしまうのです。
手首を掴んだ彼女の手は、半勃ちのチンポに何度も擦り付けられます。その手に刺激をされ、パンツはテントを張るくらいに持ち上がりました。
僕は廊下であるにも関わらず、パンツを下げて勃起をしたチンポを晒け出します。そして、加代子さんの手にそれを握らせるのです。
『恥ずかしい…、おばちゃん、恥ずかしいって…。』と握らされたままの彼女。どうしていいのか分からず、顔に手をあててまま立ち止まっています。
『どんな気持ち?僕の握って。』と聞きますが、『恥ずかしい…。』としか言葉が出ません。
そこで、『もっとない?恥ずかしいだけやったら、このままよ?』ともう少し虐めてみます。
『硬いねぇ…。』
たった一言でしたが、根っからの真面目な加代子さんです。彼女なりに勇気を出して言ってくれたことに、もうそれ以上の野暮なことはしません。
『硬いやろ?カチカチやろ?加代子が悪いんよ?』と言って、寝室の扉を開きました。そして、手を引いて彼女を連れ込むのです。
彼女の顔は少し赤くなっていました。しかし、それ以上に赤くなっていたのは、きっとボクの方。
彼女を初めて、『加代子。』と名前で呼んだことで、身体に電気が走ってしまいました。
それに漢字こそ違え、母の名前も『佳世』。口に出せば、やはりどこか引っ掛かってしまうところはあります。取り合えず、第一歩からです。
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