まだ帰宅ラッシュの続く県道。帰りを急ぐ車がバンバンと横を通り過ぎている中、傍らには二台の軽自動車がウインカーを出して停まっていました。
後ろの車には誰も乗っておらず、母は前に停まる稲原さんの車の助手席に座っています。母の手には、彼からの貰ったと思われる安物のネックレス。
それを包んでいたと思われる包装紙はちゃんと畳まれ、ケースも大事にバッグの中へと収められました。
信号が変わり、また次の車両が通り過ぎて行きます。複数のライトが、また彼の車を照らし始めるのです。
『大丈夫…、舌、出して…、ねぇ?舐めよう…?』
暗くてよくは分からないが、きっと彼の顔は真っ赤になっているのだろう。ぎこちない少年の唇。きっと、未経験なのだろう。
そんな事を感じながら、母は貰ったばかりのネックレスをサイドブレーキのレバーに掛け置くのです。
開いた手は、彼の頬にあてられました。母の両手は頬を挟み、彼にキスを促します。興奮をした彼は、思いのままに母の口の中へと舌を突き入れました。
『絡めてよぉ~…。』と思う母ですが、口にすることはありません。彼が今、初めてのキスを学んでいると分かっているからです。
長いキスが終わり、母はシートに背中を預けました。身を乗り出し加減の彼も、同じように自分のシートへと戻ります。
『口紅ついてるから、ちゃんと拭いて帰ってねぇー?』
母の言葉に、『はい。』とだけ答える稲原さん。人生初のキスをさせてもらい、もうそれ以上は望む気持ちはありません。そのくらい、充実しています。
しかし、彼とは違い、母の方にはまだ未練のようなものがありました。彼にもう少し尽くしてあげたい。
いや、もしかすると母自身がまだ何かを欲しているのかも知れません。
『稲原くん?…、』
そう言われた彼は、終わりの時間が来たのだと思いました。このまま分かれ、またシフトで合う5日後に何かあることを期待をしてです。
しかし、母の気持ちは違いました。『ちょっと、ズボン下げてー?』と、続きを要求して来たのです。いくら経験のない彼でも、おおよその見当はつきます。
彼の手は固まっていました。拳を作ったまま、動こうとはしないのです。
『してあげるから、おちんちん出してー?プレゼントくれたお礼だから…、』
暗闇が隠していたため、母は彼の表情に気がつきませんでした。『ウブで、恥ずかしがっているだけ。』とそう理解をしていました。
なかなか動かなかった稲原さんでしたが、ようやくベルトを緩め、ジッパーを下げます。その下に履いているのは、プリーフでした。
彼はそのプリーフを太股まで下げ、ようやく気持ちを固めます。そして、そこへ母の右手が延びて行くのです。
母は、彼のモノを握りました。しかし、その形に不自然さを感じます。今までの経験で知っているモノとは、少し違うように思えるのです。
それを確かめるために、親指が亀頭を押します。その感触から、ある結論に達します。
『仮性?ちゃんと、剥ける?』
母が押した親指は、人の皮の感触がありました。『剥けます…。』と何とか答えた彼。脱ぎたがらなかったのは、そのためでした。
母は右手でシゴキ始めると、ソレはちゃんと立派に起き上がって来ます。そのサイズも『充分だ。』と判断をします。
勃起をし、被さっていたジャマな皮も、めくれ上がりました。
『出したくなったら、出したらいいからねぇー?』
そう言って、顔を近づけ始めた母に、また試練が待っていました。普段、皮に隠れているソレから、異臭のようなものを感じるのです。
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