ラブホテルのフロント業として働き始め、はや3ヶ月。52歳と、この中では若い母だったが、いつの間にかパート仲間たちの中心にいました。
キツい性格ながら、明るく振る舞う母の言動は、みなさんのハートをしっかりと掴んでしまったのです。
そんな頃、月末に配られる、来月のシフト表が母の手にも渡されます。フロントは母を入れて5人で回しており、目新しさはない。
しかし、掃除係の欄にはある変化が見えました。土曜日の夜しか働いてないあの少年、『稲原』という名前が至るところに入っているのです。
他のパート仕事を辞め、このホテルに重点を置いたようです。唯一の男性なので夜勤は多いですが、それでも週何日かは昼間仕事も入れられています。
これにより、母と会う機会も格段に増えてしまうのでした。
『松下さん、ちょっと休んで帰ってもいい?』
昼間の仕事を終える午後6時。彼はタイムカードを押したにも関わらず、母のいる事務所に居たがります。帰りたがらないのです。
そして、彼の変化。年齢が30歳以上も離れているため、母に対してもどこか遠慮がありました。そのため、満足に話をすることも出来なかった彼。
しかし、会う機会が増えた彼は、少しずつではありましたが、母と話が出来るようになっていたのです。
『いいよ。ゆっくりして帰りなぁー。ああ、コーヒー入れてあげるわー。』
本当は一人の方が楽なはずである。それでも、自分を慕ってくれるこの若者に、『はやく帰りなさい。』とは母も言えなくなっていたのです。
事務所の隅に置かれた、長椅子。肘を掛けて座れる場所が、彼の居場所となる。そこからはデスクで仕事をする母の姿が見え、彼も居心地がよかったのだろう。
事実、不意に顔を上げた母が、自分を見ている彼の目と何度も目を合わしてしまっていた。彼はここに座って、僕の母をいつも見ていたのだ。
そして、1月。彼の手には、包装をされた小箱が持たれていました。それは、皆さんには内緒で手渡された彼への誕生日プレゼント。
いつも自分のそばに居ようとする彼が子供のようにも思え、母親として彼へと渡したものでした。顔を真っ赤にし、うまく感謝の言葉も言えない少年。
『あ…、ありがとうございます…。』、何とか言葉に出来たのはこれだけでしたが、その純情さが彼の魅力でもあることに、母は気づいていたのです。
『カチャ…。』
小さな音を立て、カギは外されました。そして、扉は勢いよく開きます。そこには、その少年が立っていました。
余程の慌てたのでしょう。下げていたパンツを引き上げることしか出来なかったようです。母の視線に戸惑いながら、何とかズボンを引き上げます。
客室へと足を踏み入れた母は、『出なさい…。他の部屋掃除して…。ここは私が片付けるから…。』、母は小さな声で少年にそう声をかけました。
青い顔をし、無言で部屋を出ていく少年。扉が閉められると、母はバスタオルを手に持ち、客室の壁のクロスの掃除を始めていた。そこには、稲原くんの精液がタッブリと巻き散らかされていました。
それを、ゴシゴシと拭き取っていく母の手。汚れたクロスが藻との姿へと戻っていきます。そんな母の耳に聞こえてきたもの。それは女性の喘ぐ声。
隣の部屋から漏れてくる、激しい女の悶える声でした。
『アァ~!!…、アアァアァ~!!…、オマンコー!!私のオマンコに出してぇ~!!オマンコにかけてぇーー!!』
※元投稿はこちら >>