蛇口を閉め、壁掛けへと戻されたシャワーヘッドからはまだ残り雫がポタポタと垂れていた。しかし、静かになった風呂場に響くのは、その音だけではない。
息を殺しながら、自分の手で股間を慰める加代子さんの身体の音も響いていました。
触るオマンコは何度も形を変え、『クチュクチュ…。』と卑猥な音を立てます。そしていつしか、分泌をされた愛液は彼女の足を流れ落ちるのです。
『ナオ…、ナオ…、』
僅かに開いた口からは、彼氏の名前が呼ばれています。彼女は今、想像で作り出した彼氏によって、その身体を満足させようとしていました。
男に指で犯された悪夢を少しでも速く振り払い、消し去ってしまいたかったのです。
そんな加代子さんでしたが、オマンコを触る手が止まりました。満たしていたはずの頭の中に、あの大野の顔がちらつき始め、集中が出来なくなったからです。
シャワーは再び出され、汚れた身体を洗い流します。しかし、悔しいほどに大野の顔が彼女を支配し始めていました。
洗っても洗っても、それは流れ落ちることはなく、加代子さんの心に影を落としたようです。いや、影ではないのかも知れません。
大野の指の熟練されたテクニック。そして、熟女の心をもてあそぶ幼い心。熟女キラーとしての彼の魅力は、加代子さんの心にも変化をもたらしていました。
脱力感の中、加代子さんは浴槽の縁へと腰を降ろします。大野のことを考えようとしてしまう自分が嫌になり、両手で顔を覆いました。
仕事中の彼女。濡れた手で顔を抑えたことで、その化粧が台無しとなった自覚もあります。それでも、顔を覆わずにはいられなかったのです。
両手は顔を離れ、拳を作って膝へと落とされました。うつ向いたその顔はファンデーションが流れ、酷いものとなっています。
左が浴槽の縁に掛けられました。しかし、立ち上がろうとした訳ではありません。下げていた顔は天井へと向けられ、その目は閉じられます。
左で支えた身体は後ろへと反り返り、足は自然と開きました。そして、上げられた右手…。それはもう、彼氏の手ではありませんでした。
『付き合おうやぁ~。もっといいことしてあげますよ…。』
頭の中で繰り返される大野の言葉。彼氏とは違い、彼の口から吐かれる言葉のバリエーションは少ないです。それもたった今、吐かれた言葉ばかり。
それでも、加代子さんの身体は快感を得るのです。『巨乳ですねぇ…。』『揉み応えがあります…。』、彼の言葉にその身体は歓びました。
乳房は激しく揉まれ、乳首はピーンとおっ勃っています。指で掻き回すオマンコは、それ以上に凄いこととなってしまいました。
愛液は溢れ、濡れた浴室の床にポタポタと落ちています。加代子さんの身体は真っ赤に高揚をし、大野の指が満足をさせます。
『ハァ~…、ハァ~…、』
息を殺していたはずの加代子さんの口は開き、女の歓喜の声が上がります。そして、『アァ~…、アァ~…、』と溢れ出す喘ぎ声。
静かだったはずの風呂場が、一気に慌ただしくなりました。天井を開いた彼女の口が開き、それはもう閉じることはありません。
歓喜の声をあげるためではなく、口の中でその舌を動かせるためにです。
『大野くん…、』
思わず出てしまった男の名。そして、動かせるその舌は、まだ見ぬ男の男性器への愛撫をしてしまっています。
それは激しく勃起をし、自分を求めてくれています。
『アアァ~!…、アアァ~~!…、』
突然、響いた加代子さんの大きな声。直後に身体は揺れ、伸び上がります。しかし、オマンコを掻き回す手は止まることはありません。
一度、逝ったことが分かっていても、何かを絞り出すようにその手が止められないのです。『もっと、もっと、』、応えるオマンコは掻き回されました。
その度に愛液を吐き出し、加代子さんは快楽を受けとるのでした。
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