レジに立つ加代子さん。カウンターを挟み、立ち続けたままに世間話をしてくる大野のおかげで、彼女も座ることが出来ないでいた。
本当は『いい加減帰って欲しい。』とは思うのだが、彼はお客である。早々、足蹴にも出来ないのだ。
『何か飲む?コーヒーでいい?』
帰りそうもない彼にそう声を掛け、彼女は一度リビングへと逃げます。キッチンのテーブルにカップを置き、準備を整えた彼女はトイレへと向かいました。
長く立たされていたおかげで、トイレに行くことも出来なかったのです。
スカートをたくし上げ、下着を下げて便器に座った途端、彼女の股間からは黄色いシャワーが飛び出しました。
その勢いは強く、余程ガマンをさせられたことが分かります。数秒後、便器の中へと落ちていく雫を畳んだトイレットペーパーが受け止めるのでした。
『カチャ。』とドアが開き、加代子さんが現れます。頭の中はテーブルに置いたコーヒーカップのことでいっばいでした。
しかし、そんな彼女は玄関に立つ大野の姿に驚いてしまうのです。
『あらあら、もう少し待って。』
彼にそう声を掛けると、加代子さんは早足でキッチンへと向かいました。しかし、思うのは彼のとった行動。
お店でいたはずの彼が、招いてもないのに勝手に玄関まで入って来ていたのです。そして、その玄関のすぐ横にはトイレがあります。
もし彼が耳でも澄まそうものなら、用を足す加代子さんから流れ落ちる音が聞かれてしまった恐れもあったからです。
カップにコーヒーが注がれていきます。その時、彼の口から『おトイレ借りてもいいですか?』と聞かれました。
その言葉に加代子さんは、『ああ、彼はおトイレに行きたかったのか。』と少しだけ安心をするのでした。
トイレへと入った大野。便座に座り、目にしたのは隅に置かれてあった女性用の汚物入れでした。
もちろん、生理などとっくに終えている彼女ですが、僅かな尿漏れを嫌い、現在でも使用し続けていたのです。
汚物入れが開けられ、一枚の生理用ナプキンが取り出されました。個人の家です。つまり、それは今日彼女が捨てたものに違いありません。
その中央は汚れ、クッキリと女性器の形を浮き上がらせています。それをじっと眺めながら、その男は用を足すのでした。
彼が帰り、数時間後に再び加代子さんは便座に座っていました。そして、パンティーから外されていく生理用のナプキン。
汚物入れのフタを上げると、閉じてテープで封をしたはずのナプキンが大きく開かれていました。それも立てられ、恥ずかしい染みが丸見えとなっています。
まるで、『見させていただきました。』と言わんばかりに…。
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