脱いだストッキングを手に持った彼女が笑っていました。もちろん僕に呆れて、呆れ過ぎて思わず笑ってしまったのです。
『脱いで…。』と言われた僕は、なんの躊躇もなく急いで全裸となり、また同じ体勢でソファーへと座ってしまったからです。
少しだけ時間稼ぎをしようとした彼女の思惑は、見事に外れてしまったのでした。
『もぉ~…。』と言って、笑った加代子さん。緩んだ表情に、さっきまでの照れはありません。
『この男は、私の着替える姿を見たくて仕方がないんだ。もう、見せてあげないと収まらない。』と覚悟を決めたのです。
ブラジャーが外され、パンティーが下げられて行きます。目の前には大きな乳房と、見え隠れをする彼女の股間。
しかし、あまりにあっさりと脱がれてしまったため、思うような興奮が得られません。
彼女は僕の膝にあったレオタードを手に取りますが、気がつきませんでした。僕の目は陰毛に隠れる彼女のソコしか見てなかったのです。
前を屈んでいた加代子さんの身体が伸び上がります。身体の前でレオタードを広げれ、『これ、どう着るのよぉ~?』と僕に聞いて来ます。
そんなこと聞かれても、僕に分かるはずもありません。僕も手を伸ばし、レオタードを持って一緒に考えて上げます。
広げたソレは、ちゃんと人型になって行きました。人が着られるようにはなっているようです。
しかし、そんな二人の目から見えたもの。それは、両足を通すであろう股間の部分。黒い紐で結ばれてはいますが、既に大きな穴が開いています。
つまり、履く人の女性器など、端から隠すつもりはないようです。
僕の手は伸び、その結び目をほどきました。そして、『これ、どうするぅ~?』と彼女に聞くのです。
『やめてぇ~…?、こんなの、よう履かんよぉ~…!』
ごもっともです。加代子さんがそう言いたくなるのも分かります。下着とは見られたくない場所を隠すもの。これは、それを根底から覆しております。
数分後、彼女の手で装着を始めたエッチなレオタード。両足を通し、上へと引き上げられて行きました。
生地が薄いので、『破れてしまわないか?』とこっちまで心配をしてしまいます。ゆっくりと引き上げられて行き、いよいよその股間で止まりました。
大きく開いた穴からは、加代子さんのオマンコが顔を覗かせています。垂れ下がった二本の紐が虚しいです。
一瞬躊躇った彼女でしたが、一気に上半身にまでレオタードを引き上げました。素早く両肩へと紐を掛けた彼女。しかし、それはあまりに不憫な姿でした。
股間に開けられた穴からは、真っ黒なオマンコが完全に押し出されていました。そして、上半身。そもそも、隠す気などないシロモノなのでしょう。
大きな乳房を隠すこともなく、その下で止まってしまっています。
見られたくないところを隠すものではなく、見られたくないところを更に誇張をするためのモノのようです。
気づいた彼女は、『ちょ…、ちょっとぉ~!…、なによ、これぇ~…、』と言い、両胸を手で隠しました。笑う僕を見て、彼女の顔も真っ赤になっていきます。
僕は『最高ぉ~!』と叫び、彼女を浴室へと連れて行きます。そのまま、隣は参ったばかりの仏壇の置いてある部屋。
一周忌を向かえた息子は。こんな姿で幼なじみの友人と風呂場へと入っていく自分の母親を、どんな気持ちで見ているのだろうか?
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