正常位で入ったチンポだったが、この日の二人の求め方は激しく、体位は何度も変えられて行きます。
バックから彼女を突いていたと思えば、いつの間にか加代子さんが僕に乗り、腰を振ってくれている。
お互いの口からは『ハァ~…、ハァ~…、』と荒い息が出てしまっているのに、その行為をやめようとはしない。まるで格闘技だった。
しかし、その戦いにもピリオドが打たれることとなる。
『ナオっ、もう逝ってぇ~!…、私の身体、もうダメぇ~…、もう逝って!逝って!…、』
先に身体が根を上げてしまった彼女を見れば、もう潮時なのは僕でも理解が出来た。彼女を押さえ込み、正常位のままに最後の頑張りを見せます。
加代子さんの目はしっかりと開き、汗を掻きながらもピストンをする僕の顔を見てくれています。そんな僕は、一瞬だけ恥ずかしさを覚えたりしていました。
しかし、彼女の目はとても温かかった。その目からは、どこか感謝をしてくれているようにも感じてしまう。そんな目でした。
加代子さんの目が反れました。その目は閉じ、尖られた彼女の口からは、『アァ~ン!…、アァァ~~!…、』と喘ぎ声があがります。
最後に彼女の唇が欲しくなり、僕は口を近づけますが、残念ながら気づかれることはありませんでした。
『愛してる…。』
そう言い、僕はフィニッシュへと入りました。チンポを突き入れ、彼女の身体に擦りつけては、またソレを引き抜きます。
その連続運動を繰り返し、そしてその瞬間は訪れます。『逝くよっ!加代子ぉ~、逝くよぉ~!』と叫んだ時、
『愛してます…、私もあなたを愛してます…、』
と加代子さんの口が呟きました。それはとても小さな声。しかし、その声を僕は聞き逃すことはありません。
嬉しさと歓びに包まれなから、僕の身体は彼女の中へと射精を始めていたのです。ピュッ!ピュッ!と擦れば何度も飛び出てしまう真っ白な精液。
真っ赤な彼女の身体の中を、ピンク色に染めてしまっていることでしょう。それはお互いが望んだことなのです。
夜も更けましたが、母の思った通りにその日、僕が家に帰ることはありませんでした。目が覚めれば彼女を求め、それは明け方まで何度も続いてしまうのです。
家に戻ったのは、午前7時過ぎでした。キッチンでは母が朝食の準備をしていましたが、顔を合わせることはありません。
手早く着替えを済ませると、その足で会社へと向かいます。『いってらっしゃい!』、僕の背中に掛けられた母の言葉。
『うんっ!』と返事をしますが、そのまま玄関を出ました。川田のおばさんを抱いてきた僕です。その顔を母に見せるのは、どこか照れくさかった気がします。
しかし、それは母も同じだったかも知れません。その日の朝の顔は血色がよく、いつもより肌も潤っていたのです。
きっと昨夜は、一人で手淫を繰り返していたのでしょう。この日の母の身体は、満足を得た身体だったようです。
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