洗面所でドライヤーを使い、髪を乾かしている加代子さん。その音のする中、彼女はベッドに座る僕の声をどう聞いていただろうか。
『12番と…、26番…、それとぉ~…、』と次々とインターホンで告げられていく数字。僕がその数字を言うた度に、得体の知れないグッズが注文をされるのです。
つまり、それは『自分の身に降り掛かってくるもの。』、彼女の脳裏には良からぬことしか浮かばないのです。
準備を済ませた彼女は、洗面所から現れました。その場で身には、あまり着けることのない真っ黒の下着。彼女なりに、今日は頑張ってここへ来ているのです。
そして、チャイムがなります。ドアを開けると、そこには従業員のおばさんが立っていて、手には持った袋の中には注文をしたグッズが持たれています。
その袋を見た彼女が叫びます。『ナオちゃん、それいくら買ったのよぉ~?』、中身を見ずに、その大きさで判断をしています。
つまり、所謂バイブと言った『大人のオモチャ』だけではなく、彼女自身が身に付けさせられるであろう、衣装までもがあることを直感をしているのです。
『いいやろ~?楽しめれば…。』
そう言って、袋の中から取り出されたグッズは、彼女の座るベッドの上へと放り投げられていきます。
投げたされたのは黒のアイマスク、容器に入ったローション1瓶、そして謎の黒い物体。加代子さんの目は、やはりその謎の物体に向けられました。
その商品には女性が使用をしている写真があり、それを見た彼女は、『こんなのどうするのよぉ~?』と呆れているようでした。
それは手枷と足枷がクロスに結ばれたもの。写真の女性は手枷で手を後ろに固定され、足枷をつけた足は大きくM字となって開き、その股間を見せています。
『どうするって、加代子がつけるに決まってるやろ~?僕がつけても意味ないやろ~?』と屁理屈で返した僕。
ビニールを破り、取り出したグッズを持って、彼女へと迫ります。もちろん、『ちょっとぉ~!ちょっとぉ~!…、』と言って、拒もうとする加代子さん。
しかし、『気持ちよくさせてあげるわぁ~!やったことないけどぉ~。』という言葉に、更に拒絶をしました。
『この男はやったこともない。つまり、何をされるかわかったもんじゃない。』と彼女もそれを気にしたのです。
拒む彼女でしたが、『これだけ…、これだけ…、』と言って取り付けたのはアイマスクでした。視界を奪い、少し黙らせようとしてのです。
目が隠され、鼻と口だけが見てました。しかし、その表情だけでも彼女が不安になっていることが分かるのです。
僕は彼女の後ろへと回り、少しだけ愛撫を行います。口は耳に触れ、手は黒のブラジャーを揉みました。視界を奪われた中、飛んでくる愛撫。
アイマスクだけでも、彼女の興奮を盛り上げることが出来るようです。
そして、手は黒のパンティーの中へと滑り込んで行きます。突然のことに、彼女の身体がビクッと動きました。
油比でなぞればすぐに湿り気を感じ、震える彼女も興奮が隠せません。
『加代子~?加代子の身体、縛るよぉ~?もう諦めなよぉ~。…、ああ、加代子の身体、僕のものだから…。』
この言葉に、彼女は堕ちていました。言い聞かされた訳ではなく、『この男のものになりたい。』とどこかで思ってしまったのです。
太股に取り付けられていく足枷。つけ終われば、両手が後ろへと回されました。M字開脚が足らず、尚も足を広げされられました。
そして、掛けられた手錠。背中を彼の身体に預けながらも、もう自由を奪われていることを彼女は実感するのです。
彼の背中が無くなり、ベッドへと倒れていく自分の身体。しかし、うまく仰向けには馴れず、手と足がお互いに引き合ってしまっています。
『すごー!加代子、メチャすごー!』
聞こえて来たのは彼氏の声でした。その声は、こんな格好をしてしまった自分を嘲笑っているようにも感じます。
腕は自らの背中で潰され、上がった足は大きくM字に開いて、股間を晒しているのです。彼氏に笑われ、本当は恥ずかしいはず。
しかし、加代子さんはこの束縛に少しだけ興奮を感じていたのかも知れません。
『虐めて欲しい…、虐められるのがどんなものなのか、早く触ってみて欲しい…、』、そんな思いも過るのでした。
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