『ハァ…、ハァ…、』
加代子さんの息が上がり始めていました。股間にあてられた右の手は、クリトリスを刺激しています。
胸に当てられた左手は、せっかく装着をしたばかりのブラを持ち上げ、現れた大きな左の乳房を揉んでしまっています。
『ナオ~…、ナオ~…、』
目を閉じながら、男の名前を呼ぶ彼女。それだけで、興奮が高まっていくのです。
クリトリスを擦っていた手が、オマンコに触れて止まります。そこはもう、彼女が思うよりも激しく濡れてしまっていたからでした。
そこへ、人差し指が立てられます。彼女はこの時、一人の男性の顔を思い浮かべていました。それは亡くなった旦那さん、一矢さんの顔です。
一矢さんは、普段見せたこともない笑顔で加代子さんを見ています。微笑んでくれているのです。
彼女の人差し指は、その彼に見守られながら、オマンコの中へと入り込んで行きます。その指はグイと根元まで押し込められて止まりました。
その時、彼女は心の中でこう言っています。
『あなた、見ていてください…。私、ナオミチくんをこんなに愛しています。…、彼にこうやって愛されたいと思っています…。もう、ゆるしてください…、』
旦那さんへと告げると、彼女の指はオマンコを襲い始めました。それはこの旅行中、何度も何度も味わったその男からの快感。
指は2本となり、それはもう彼の男性器となっていきます。彼女の身体はその愛撫に、『アァ~…、アァ~~…、』と声を上げるのです。
加代子さんは上半身を起こします。そして、ブラを外し、濡れたパンティーを無造作に脱ぎ捨てました。
再び、枕へと頭を落とすと、置いていた写真がスルリと布団の上へと落ちました。彼女も気がつきましたが、それを元に戻すことはありません。
『マンコ…、オマンコにちょうだい~…。ナオのモノ、私のオマンコにちょうだい~…、』
それは、一人の時でなければ絶対に言えない隠語。この時の彼女は、あえてそれを口にしていました。
それは旦那さんへと決別のため、だったのかも知れません。彼に対しては、真面目な妻を演じ続けていた気持ちもどこかにはあったのです。
彼女の下半身では、男のチンポが出し入れを始めていました。その男の手は、激しく乳房を揉み、そしてイヤらしく大きくなった乳首を吸い上げてもくれます。
男のピストンが速くなり、出し入れをする指がオマンコの中からスケベな汁を掻き出していきます。そして彼女は、その身体にその時を感じるのです。
『チンポっ…、チンポっ…、チンポっ…、』
あの加代子さんが恥ずかしげもなく、そう連呼をしていました。吐き出される隠語が、その快感を高めることを彼女は覚えてしまったのです。
『アァ~!逝くぅ~!…、あなた、ごめんなさい~!!…、私…、逝くぅ~!!』
加代子さんの腰は高く上がり、刺激をされるオマンコからは体液が飛び散っていきます。突き入れられる指に、彼女の身体は昇天していくのです。
その瞬間、彼女の目の前には旦那さんの顔がありました。旦那さんへの背徳心が、皿に気持ちを高めさせたことも、彼女はちゃんと分かっていています。
しかし、本当に見て欲しかったのは、本当の自分。あなたが思っているほど、出来た真面目な女ではないことを分かって欲しかったのです。
そのためか、彼女は旦那さんに対して、勝ち誇ったような気持ちがありました。『これが私なの!』と、初めて彼に対して、意見をしていたのかもしれません。
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