ショウコは何も言えなかった。誰か分からなくなるとはいえ、こんな外から丸見えの車内でオナニーをすることはさすがに抵抗があった。オナニーをするという事自体が、はしたなく恥ずかしい淫らなもの、カズマさんに見られるだけでも抵抗があるのに、他の人にも見られてしまうかもしれない。そんな破廉恥なことは出来ない。とはいえ、カズマさんに会うのは、今日でまだ二回目だというのに、さまざまな恥態を晒け出して来た。欲求に赴くままに、どんな恥ずかしいことも 、はしたないことも気持ちよさの源となってしまうふしだらな自分。普段の自分からは考えられない破廉恥な行いにどこまでも興奮してしまう。指示はされているが、強制されてはいない。心の中を刺激する言葉に、自らの意思で、隠してきた、抑えてきた欲求を貪っている。カズマさんにもう一押しされたら、悦んでやってしまう事も分かっていた。こんな外で、誰に見られるか分からないというのに、M字に開かれた脚によって剥き出しになっている性器が、期待と悦びを表現しているように、だらしなく愛液を溢れさせている。
「どうしました?
必要ないですか?そのまま続けたい?ほんとは見られたいですもんね~。淫らではしたないオナニー姿、見てもらいたいんですもんね。あの人が?こんなとこでって。」
「、、、ち、、違います、、、そんなこと、、、
ぁぁ、、だ、、ダメです、、、つ、、、着けます、、、」
考える事もなく、慌ててベネチアンマスクを着けた。誰だか分からなくなるとはいえ、こんなところでオナニーをするという現実は変わらない。もし見られたら、とんでもない変態な女だと思われるのは間違いない。こんな辱しめを受ける状況だというのにドキドキが止まらない。普通のマスクは着けるか迷ったが、隠せるなら隠した方がいいと思い、着けた。
、、、こんな、、、こんなところで、、、
オナニーするの?
、、、おマンコ、、、丸見えにして、、、
こんなに濡らして、、、
、、、なんて、、、いやらしいの、、、
「顔が全く見えないのは、残念ですが仕方ないですね。変態っぽさは出てますけど。外でこんな恥ずかしい格好して、そんなに濡らして。ほんとにいやらしい人だな。オナニーいつでも始めていいですよ。もう、触りたくてしょうがないでしょ?、、、、あ、そうだ。これ使ってください。使ったことありますか?」
巾着袋に入れておいたバイブを取り出して、見せた。ショウコさんは、無言でブンブンと首を振っている。表情が見えないため、使ったことはないということは分かるが、どういう感情かは分からない。実物を見るのも初めてかもしれない。こないだラブホで物色していた時にあっただろうが全体は見えなかっただろうし。ただ、陰茎の形をしたこの物体が、何をするものなのかは想像できるだろう。さて、、、
「何か分かりますか?」
また、無言で首を振っている。
「何の形してますか?」
、、、、、
「さすがに、分かりますよね?」
「、、、、お、、、おち、、、」
「ん?」
「、、ぁぁ、、、ちん、、チンポ、、、
チンポの形、、、してます、、、」
「ですね。じゃあ、何するものかわかりますよね?」
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