ショウコは、思ってもいなかった指示に困惑する。自分の服装を確認する。
え?、、、どういうこと?
パンツを下げる?スカート捲れってことかな?
「あ、あの、それは、、、?」
「ん?そのままパンティーだけ下げてもらえれば大丈夫ですよ。見えないようにしてもらって構いません。あ、、、捲らないといけなくなっちゃいますか?そのボタンは飾りではないですよね?」
「、、、前は開きます、、、」
「では、ボタン外してやり易いようにやってください。ただ外したボタンはそのままでお願いします。見られるの恥ずかしいようなら後ろ向いてもらってもいいですし。ただ、鏡あるので写ってしまいますけど、、、」
「、、、わかりました、、、」
何がしたいんだろう、、、?
返事はしたものの、いまいち何がしたいのか理解ができない。ただ、人前で下着を下ろすという行為自体恥ずかしいことに変わりはない。どうしようか考える。
直接見られているのは、恥ずかしいので後ろを向き下からボタンを外し始める。鏡を見るとジッとこっちを見ているカズマと目が合う。
あ、、、なんか、こっちのが恥ずかしいかも、、、
ボタンを外している自分と一緒にこちらをジッと見ているカズマが写り、今自分がやろうとしている行為を嫌でも認識させ恥ずかしさが増す。
なるべく見えないように、、、
今日、あの下着選んじゃったから、、、
違う、、、この下着で来た時に覚悟は決めた、、、
だけど、、、
カズマは、ショウコさんの動きを見逃さないようにジッと見続ける。
おお、本当にこんな美人が、、、
もう期待ばかりが大きくなっていく。ショウコさんはボタンを一個外してはスカートをずりあげ、手を中に入れてパンティーを下ろそうと試みている。後ろから見えないようにするにはあまり上げることはできない。数個外したところで、大丈夫と判断したようだ。見えないように頑張っている感じもなかなかいい。
これで、見えないように下ろせそう。
右手で左側を、左手で右側を、スカートの中に手を交互に突っ込んで徐々に下ろしていく。ふと鏡を見ると捲り上がったスカートに手を突っ込んでいる自分の姿とそれを見ているカズマが目に入る。
あぁ、、、そんな、、、
恥ずかしさが一気にこみ上げる。それでも見えないように気をつけて、下着を下げたら、スカートも下ろしていく。ボタンを開けているためスカートが広がると見えてしまう。膝まで下ろすとある程度は足を開かないと落ちる。
、、、どうしよう、、、
こういうこと、、、、?
鏡を見ると、カズマが少し笑みを浮かべているように見える。服は着ているのにパンティーは膝の位置に下ろされていて、落とさないためには足を開かざるをえない。パンティーは見える可能性が高く、そんな格好でいないといけない。想像した中途半端な格好に異質な恥ずかしさを覚える。
あぁ、、、そんな、、、恥ずかしい、、、
でも、、、今日のやつゴム強めだから、、、
見えないようにできるかも、丈は膝下まであるし、、、
めくれないように上になっている方の生地を片方の手で持ち、もう片方の手を中に入れて少しずつ足を開きながら下ろしていく。
なんで、、、こんなこと、、、
はずかしぃ、、、
ショウコさん、すごい慎重だなあ。まあ、すました顔してるショウコさんが見られないように必死なのもいい光景だけど。
鏡に写る自分の姿が、滑稽だった。膝まで下ろしても見えるほど足を開かなくてもいいことが分かってホッとする。めくれないように生地を持ってる手はそのままに体を起こすと、下着が落ちないようにちょこちょこと足を動かし正面を向いた。その時チラッと少し見えたのをカズマは見逃さなかった。
白、、、か。でも、あれは、、、
チラッと見えた白いもの。ただ、違和感を覚える。ショウコさんは生地を手で引っ張ったままこちらを見て立っている。
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