、、、、
「、、、と、、止めて、、、車、、、、
車、止めてください!」
「ん?こんなところで?何?」
「、、お、、おねがい、、、止めて、、、」
「いいですけど、、、山道で広くはないし、止める場所ないと、、、車通ってないとはいえ、危ないですからね、、、」
「、、、おねがい、、、はやく、、、」
ずいぶん走ってきて、木々が生い茂る山の中を登っていた。車の通りはほとんどなくなり他の車をさっきから見ていない。そこまでカーブが続くというわけでもないし対向車線もあるので止めることはできるが、万が一もある。しかし、なぜ止めるのか、カズマは不思議だった。安全に止めれそうな場所を探しながら走り続ける。
「、、、おねがい、、、、も、、、もう無理、、、止めて、、、早く、、、」
切羽詰まった震えた声が響く。ショウコさんは、下を向き力をいれている。すると前方に駐車スペースがとられているのが見える。
「あ、あそこに止めれそうです。止めますね。」
「、、、は、、、はやく、、、」
ハザードを出し、駐車スペースと思われるところに車をいれ停車する。古びたガードレールの奥には木々が生い茂っている。止まった瞬間、ショウコさんは、驚くような早さでシートベルトをはずし、ドアを開け外に飛び出ていく。どうしたんだ?と思うと同時にようやくピンと来た。カズマも慌ててエンジンを止め車から降りた。
「お願い、来ないで!」
カズマが閉めたドアの音と同時に大きな声がこだまする。無視して前方から急いで回り込んだ。
「ダメ!来ないで。いやぁぁー」
叫び声がむなしく響く。
ショウコさんは、スカートを捲り上げ腰を車にもたれさせて脚を開き、中腰の体勢で下半身を丸出しにして立っていた。
チョロチョロと液体がこぼれ始めたかと思うと勢いよく弧を描き地面のにジョボジョボと音をたてて落ちる。
シーーーー、ジョボジョボジョボ、、、、
天気のいい山の中の青空の下に、放尿する音が響く。清々しい空気の中にアンモニア臭が漂い始める。
「いやあーーーー、見ないで、、、イヤァー、、、」
ぁぁぁ、、、漏れちゃった、、、
おしっこ、、、漏れちゃった、、、いやぁ、、、
「うわっ、すごっ。ショウコさん何してんの?こんなとこで。」
「、、、違うの、、、あぁ、、、見ないで、、、見ちゃいやぁ、、、」
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