自らの意思で、淫乱という言葉を口に出した。もう、どういう女なのか、ショウコは自覚した。いや、本当はもっと前から分かっていた。綺麗で慎ましやかでおしとやかな女性像。ずっと追い求め、そうありたいと思って生きてきた。主人の稼ぎはよく、美のために十分な投資をし、好きなことをやって、何の不満もなかった。主人との夜の営みはなくなっていたが、そもそも性欲というものはほとんどなかった。はしたないことをやる必要はないとまで思っていた。それなのに、オナニーを初めてしてしまってから、自分自身の心の中の扉を一つ一つ開けていく。いやらしい下着を着け出歩き、人前で興奮することを覚え、より快感を得るためにノーパンで出歩くようになった。その後でするオナニーは格別だった。慎ましやかでおしとやかとはかけ離れた、はしたない破廉恥な行為。そんな自分に興奮が止まらなくなっていく。変態で淫乱な証だ。ついつい覗いてみたネットの世界には、すごい世界が広がっていた。私がやっていることなんてかわいらしいこと。私は変態なんかじゃない。そう思い込ませるには十分だった。そして、また一つ扉を開いてしまう。ネットの人に連絡をとってしまう。大きな不安と少しの興味。少しの興味が勝ってしまうほどに、はしたない自分の行為による興奮に溺れていた。はしたない自分を見てもらうことで得られる興奮を想像し、それだけでオナニーでいけた。自らつけた条件は、したくないしされたくもなかったが、自分に歯止めをかけるためのものでもあった。それをほんとに自ら破るとは思っていなかった。想像もしていなかった行為は、あまりに恥ずかし過ぎた。だからこそ、最上級の興奮を得る事ができ、見られている事が拍車をかけた。人前で絶対に見せないはしたない姿、絶対言わない卑猥な言葉。一つ一つがいくつも重なった開けてはいけない頑丈なはずの心の奥底の扉の鍵を開いていく。淫らな自分が溢れ出てくる。止まらない欲求。ずっと認めて来なかった。いや認めたくなかった。でも、私は変態。今日は、この人の前では、淫乱な雌でいい。
「あぁ、、、いい、、、チンポ、、、
チンポ、突いて、、、もっと、、、あん、、、
チンポ、、、奥まで突いてぇ~」
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