え、、、!?
血の気がサーッと引いていく。
人が、、、、いる、、、、???
ガサガサと音がしたと思うとドアが開く音がする。せっかくの絶頂の余韻が一気に冷めていく。
コツコツコツ、、、、、
靴の音が響く。入った時は人はいなかった。私の後に入ってきたということになる。夢中になりすぎて人が入ってきた事に気付かなかったのだ。クチュクチュと卑猥な音が響いていた。イク直前に声が漏れた。私が何をしていたのかは明らかに分かったと思う。心臓の鼓動が早くなり、体が紅潮してくる。
そんな、、、、
聞かれた、、、、、
オナニーの音、、、
こんな所でオナニーしてる事が知られた、、、
いや、、、、そんな、、、、
いやあぁぁぁ、、、、
水道の音が聞こえる。どう思われただろう?
何してるの?最低
どんな変態?
どんだけ溜まってんだよ?
こんな所でオナニーとかどんな淫乱?
こんな女いるんだー
かわいそうな人
頭おかしいの?
自分が思うであろう事が渦巻く。心臓の高鳴りが止まらない。羞恥と絶望が入り交じり身動きが取れない。同性に知られたという事実が、恥辱感を増大させる。もし自分が遭遇したら同じ女性どころか人間と思わないほどに、蔑み嫌悪するだろう。同じ女だからこそありえない事であり、軽蔑し嘲笑する。
ぁぁぁ、、、
そんな、、、、、そんな、、、、
なかなか出ていく気配を感じない。
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