「ほんと、すみません。
寝ちゃうなんて、、、、」
もう一度謝る。というか、どうしていいか分からない。この状況で寝てしまうなんて。イビキをかいていなかったかとか、だらしない格好をしていなかったかとか、些細な事が気になる。カズマさんの前でしてきた事に比べればどうでもいいことなのに。
「いえいえ。いいんですよ。むしろ休めなくて申し訳なかったです。あれだけ狂ったように淫れて叫んで興奮してましたからね。何回もイッてましたし。そりゃ疲れますよ。ちょっとは楽になりましたか?」
痴態が脳裏に浮かんで、ますます紅潮してくる。
「、、、、、はぃ、、、、、」
なんとか返事をする。本当に楽になったかは分からないが、疲れていたのは間違いない。その場の快楽を優先し、欲求に身を任せ楽しむだけ楽しんだ。こういうふうに聞かされると恥ずかしさがこみ上げると同時に、下半身が疼いてくる。そういえば、イキたくて悶々としていたことを思い出す。
「寝顔も綺麗ですね。こんな綺麗な人があんな事してあんな事言って、あんな事まで嬉しそうにしてたんだよなあって考えてたら、またチンポ大きくなっちゃいましたよ。チンポ入れてぇっておねだりしてたのに、入れなかったの後悔してます。」
ぁぁぁ、、、やめて、、、
本当に自分がやった事なのかと思うほどの恥ずかしい行為に体が震えると同時に、イキたくて入れてほしくて、おねだりするほど疼いていた下半身が蘇ってくる。
「顔赤いですよ?どうしたんですか?大丈夫ですか?あ、ショウコさん、化粧直さなくていいですか?口紅が、、、キスしたから。結構激しかったですからね。」
、、、、、、
何も言わずバッグから鏡を取り出して確認する。口紅が落ちていることよりも顔が蕩けかけている事の方が問題だった。こんな顔して人がいる所を歩くわけにはいかない。化粧を直して気持ちも立て直さねばならない。
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