車を走らせたカズマは、ショウコさんの様子をチラチラと確認しながら何も話さなかった。ボーッと前を見ているショウコさんが何を考えているかは分からない。最後まで十分に煽ることはできたので悶々としているのは間違いないはずだが、表情からも読み取れない、ほんとにボーッと気が抜けたようなそんな感じだ。暗闇の中を気をつけながら走り続ける。想像以上に遅くなってしまった。遅くなっても大丈夫とは言っていたが、どのくらいまで大丈夫なのか見当がつかない。この感じだとショウコさんが家につくのは日付が変わるか変わらないかという感じになる。普段そんな遅くなることはあるのだろうか?たいして話もしてないので分からないが、今まで一度もなかったのではないかと想像している。かといって今更急ぐこともできないが。
スーッ、、、スーッ、、、
そんなことを考えていると寝息が聞こえてくる。確認すると前を見ていた目は閉じられ、無防備に寝ている。
寝ちゃったか、、、、
相当、疲れただろうからなあ、、、
ほぼ休むことなくずっと楽しんだ。肉体的にも精神的にも疲労はかなりのものだと思う。駅につくまで寝て、少しでも回復してもらえればいいなと思う。それにしても、あまりにも無防備な寝姿に襲いたくなってくる。整った顔に突き出た胸、本当に美しい。崩れた口紅がホテルを出る前にした濃厚なキスの証しとして残っている。思う通りに痴態を晒させ、決して口にしないような言葉を言わせれば、狂ったように淫らになっていく。情けなく惨めな行為でさえ従順に行い興奮する。この見た目からは想像もできないドMで変態。絵に書いたようなお高く止まった貞淑なセレブ美人妻は、いやらしい事が大好きで平気で不貞を働く淫乱雌豚でしかない、というのが今でも信じられないくらいだ。こんな事を考えていると下半身が大きくなってくる。
しまったなあ、、、
また元気になるとは、、、、、
想像以上にショウコさんの魅力に惹かれている。もう一回、突き刺せばよかったか、あんなにおねだりしていたにもかかわらずわざと無視したことが悔やまれる。
まあ、次また楽しめばいいか、、、、
そうこうしているうちに、もう到着しそうだ。ショウコさんを起こそうと声をかけた。
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