髪を乾かし終わり、化粧をしていく。
悶々とした気持ちは残ったままだが、いつもの自分が出来上がっていくにつれて顔が引き締まってくる。
よし、、、、
大丈夫、、、、
イキたいという気持ち、体の疼きが治まったわけではない。それでも普段の自分に戻りつつある。化粧が終わり髪も整えると立ち上がり服に着替え始める。パンストを履こうとして目に入るパンツ。確認するまでもなく濡れて変色しているのが見て取れる。
こんなに、、、、、、
いやらしい、、、、、
乾いたパンツなはずが、もうすでに大きなシミが出来ている。考えているだけでこんなにも濡らしていた。必死に抑えてはいるものの、心が、体が、快楽を求めている。それでも、ぐっとこらえて平然と何事もなかったかのように、そのままパンストを履き服を着ていく。
よし!
いつもの自分が完成する。何も問題はない。顔つきも普段通り。今日出掛ける前と何も変わらない。いや、出掛ける前よりキッチリしているはずだ。今朝はノーパンで出掛ける事にソワソワして、今日一日のことを考えドキドキしていたはず。今は下着も履いているし、ここからは楽しんではいられない。ただ、その下着は、いやらしい私の愛液でベチョベチョになっている。
ダメ、、、、
そんな事は考えちゃ、、、、
疼く体と戦い荷物を整理してカズマさんの待つ部屋へと向かう。
「すみません。お待たせしました。」
準備を終えスマホをいじっていたカズマさんは、顔をあげこちらを見る。
「お!じゃあ、行きますか?
忘れ物はないですか?」
「はい。」
カズマさんの顔を見て、いくつもの行為が思い出され鼓動が早くなる。平然と振る舞うのに必死だった。
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