最初、温泉に浸かっていたが、のぼせるといけないので、足だけ浸けて岩の上に座ってボーッとしていた。そこに体を洗い終わったショウコさんがやって来た。タオルを頭に巻き胸を隠す姿が色っぽくドキッとした。本当に綺麗な人だなと改めて思う。少し前に出て顔を見せないように向こうを向いて温泉に浸かっている後ろ姿を、ボーッと少しの間眺めていた。さっきまでの行為が現実だったのか疑いたくなってくる。
「ショウコさん、大丈夫ですか?」
カズマも温泉に浸かり聞いた。
「、、、、
あの、、、何がですか?」
何を聞かれているのか分からないようなので、大丈夫ということだろう。それでも、確認しておくべき事はしっかりしておかないといけない。
「あ、大丈夫そうなのでいいです。
でも、嫌なこと、出来ないことはちゃんと伝えて下さい。無理する必要はないですから。」
「あ、、、、、」
考えてもいない事だったのかもしれない。こちらが感じていたように、どの行為も興奮へと誘い快感を感じていたのだろう。想像以上にドMで変態なのだ。
「でも、あれですね、嫌じゃないのに、
イヤとかヤメテとか言うでしょうから、違う方法にしないとですね。どうしましょうか?」
「、、、、、、、」
無言だ。
カズマは、ショウコさんの真後ろに近づき、温泉の中で手を前に回し、後ろから包み込むように抱き締めた。
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