そんなことを思いながら、全て洗い終わった。濡れた髪をまとめるため、ドアを開けタオルをとり巻いて戻る。カズマさんは温泉に浸かっておらず、岩の上に座っている。胸と下半身を手で隠し近寄っていく。下半身はまた愛液が溢れきっと濡れている。先ほどまでの匂いとは違い、ここが温泉なんだな、と感じさせる匂いが香ってくる。恥ずかしさもあり、カズマさんから少し間を開け、胸を隠し同じように座った。
「ああ、ショウコさん。大丈夫ですか?」
気づいたカズマさんが話しかけてくる。何が大丈夫なのか分からないが、応える。
「はい。」
カズマさんの方を見ると、目が合う。
ハッと思い俯いた。
顔をしっかり洗ったため、すっぴんになっていることに、今、気付いた。さすがに恥ずかしい。ただ、どうすることも出来ない。
「どうしました?」
「、、、、いえ、、、、、
顔を洗ったので、すっぴんに、、、」
「ああ、恥ずかしいですか?
変わらず綺麗ですけどね。」
「、、、、、、、、」
返事が出来ないでいた。無言の時間が流れちょっと気まずい雰囲気になってくる。
「温泉、つからないですか?
気持ちいいですよ。」
「あ、そうですね。。。」
促されるままに浸かる。さっきまでの行為とのギャップに戸惑い、体を洗っている間、厭らしいことを考えていた自分が恥ずかしくなってくる。股間が濡れたままお湯の中に入ってしまったが、大丈夫かなと思いながらも、温泉の気持ち良さに浸った。
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