目的地であるラブホテルの敷地内に入っていく。ショウコさんはバイブをしゃぶるのをやめ、捲られたスカートをかけ直している。車を止めたら直で部屋に繋がっているタイプのようだ。一周して部屋を見たが目的の部屋は埋まっているようだった。残念だが適当に選んで車を止める。
「着きましたよ。ほんとは露天風呂がある部屋に入りたかったんですけど、先客がいましたね。まあ、このホテル、天然温泉なので温泉は楽しめますよ。いきましょうか。」
「、、、はい、、、」
返事はあるが、ショウコさんはボーッとしている。構わずエンジンを止めカズマは車から降り助手席側へと向かった。
さすがに疲れたかな。
まあ、あれだけ乱れれば仕方ないか。
ここまでとは想像してなかったし、、、
それにしても、、、
凄かったな、、、
今まで、抑えつけてたのが
溢れてくるって感じなのかな、、、
助手席のドアを開けると、ショウコさんはシートベルトを外し降りようとしていた。
「あの、これは、、、?」
右手で持つバイブとマスクををかざしている。鏡はもうバッグにしまったのだろう、バッグは膝の上に置かれている。
「うーん、、、そうですね、、、持っていきましょうか。マスクはダッシュボードの中に入れておいて下さい。」
「、、、はい、、、」
ショウコさんは、左手でマスクをしまうとバッグを左腕に通しバイブを左手に持ち替え右手で支えながら車から降りようとする。カズマはショウコさんの手助けをし車から降ろした。ショウコさんは、スカートがちゃんとしているか確認している。カズマは敷いてあったバスタオルを確認する。
「うわぁ、すごいね。ショウコさん。ビチョビチョだ!」
言ってショウコさんを見る。顔がみるみる赤くなっていく。
「、、、ご、ごめんなさい、、、」
「いや、謝ることじゃないんだけどさ。気持ちよかった?興奮した?」
「、、、はい、、、」
うつむきか細い声で答えている。
カズマはバスタオルを濡れている部分が中になるようにたたみ手に持つ。シートは染み込むタイプではないし帰る頃には乾いているだろう。ドアを閉めた。
「行きましょう。」
左手でショウコさんの右手を握る。ショウコさんはこちらに寄りかかるように体を預けてくる。寄り添ってゆっくりと部屋の入り口に向かった。
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