俺は結局そのあとすぐに家を脱出した。どうやって駅までたどり着き、単身赴任先のアパートまで帰ったのか、後からは
まったく思い出せないほど頭が混乱していた。翌日は土曜だったので昼過ぎまで爆睡した。この土日は帰宅する週だったが
俺は帰らなかった。昼過ぎに妻から電話がかかってきたが、風邪気味なので帰らないと伝えた。俺は山崎が言っていた、妻が俺との結婚前にAV女優を
していたことがあった、という話で気分が凹んでいた。すでに浮気の現場を見ただけでも凹むのに、そんな事まで昔はしていたというのでは
俺の心の処理能力を超えていた。俺はAVを見ることは時々あったし好きな女優もいたが、それと自分の妻がAV経験があることとは別問題だった。
妻は高校でバスケをしていたからスタイルは良かったし、顔も目立つほうである。都会の専門学校に行っていた時期があったから、その頃にAVに
出ていたのかもしれない。今から10年近く前のことだ。ネットで探したが、本名で出るわけないから、なかなか見つからなかった。だが海外のサイトで
ようやく20歳ごろの妻らしいサンプル動画を見つけたのだった。インタビュー形式の自己紹介が少しあって、フェラシーン、ピストンシーンと
全部で3分間ほどの画質の悪い動画だった。幼さが残っている若いころの妻がピストンされる姿はやはり衝撃的だったと言いたいが、
もはや俺は驚かなかった。このひと月足らず、ショックなことが起こりすぎて、俺の脳が反応しなくなってきたようだった。
その動画にYui Nishiura と妻の芸名らしい名前があったので、その名前で検索すると沢山の動画タイトルが出てきた。その夜俺は妻の若いころのAV
動画を見て狂ったように何度もマスターベーションをした。
次の日の日曜日、昼近くに入口のチャイムを鳴らす者がいた。俺はまだ眠っていたがズボンを履くと入り口のドアを開けた。妻だった。
「あら、まだ寝てたの。風邪だいじょうぶ? 心配だったから来ちゃった。駅前でおいしそううなパン買ってきたから、食べる?
部屋くさーい。窓開けて空気入れ替えましょうね。」
妻はすぐに窓を開けると敷きっぱなしの布団をかたずけ始めた。布団の周辺には丸められたティッシュが散乱していたが、鼻かぜなの?、と言いながら
てきぱきとゴミ箱に入れていった。小さなちゃぶ台を部屋の中央に置くと俺と妻は向かい合ってパンを食べ始めた。
「どう?おいいしい?」
「うん」
俺はハムサンドを食べる妻の顔をまじまじと見つめた。一昨日山崎とセックスしている時の妻の顔を、そしてAVに映っていた若いころの妻の顔を
今の顔に重ねてみようとしたが、俺にはできなかった。妻の口の縁にハムサンドのマヨネーズがついていた。
「どうしたの?そんなに私の顔を見つめて。急に来たからびっくりした?」
「うん。でも、口のところ、マヨネーズついてるから。」
妻は指で口角のやや黄色いぬめりを拭き取って、指に付いたそれを舐めながらフフフと微笑んだ。
「今夜はここに泊めてちょうだい。明日、あなたが会社に行ってから帰るから。少し部屋を掃除しないといけないワ。」
遅い朝食が済むと、俺は妻を床に押し倒してキスをした。
「アーン、昼間からどうしたの? 私が恋しかったの?」
妻の口はマヨネーズの脂っこさと香りが残っていた。この口で山崎のチンポを舐めたのか?精子も呑み込んだりしたのか?
今まで何本のAV男優のでかいチンポをしゃぶらされた?昨日中年の腹の出たオッサンにくし刺しにされている動画見たぞ!
中出しみたいだったが、今まで何度中出しされた?・・・・俺は心の中で叫んでいた。俺は妻のスカートを脱がせ、乱暴にパンティーを剥ぎ取ると、
妻の毛深い股間に顔を埋めた。クンニを激しくするとすぐに愛液が溢れてきた。膣奥から出る液に山崎の匂いを探したが、来る前に入念に
手入れをして痕跡を消したらしく、香水の匂いしかしなかった。いざ妻に挿入しようとしたが、俺のイチモツがあまり元気がない。昨夜、何度も
マスターベーションしたせいで、過労状態のイチモツが固くならないのだ。妻が、どうしたの、疲れているの、と聞くので、
風邪のせいかも、とごまかした。じゃあ、と妻がフェラをしてくれた。上手い。AV映像の若い頃より、ねっとり感が高まっている。
チロチロと舌を往復させ、陰嚢の敏感になった部分をいきなり口に含み、シュッポンと音をたてて口を離し、唾液の溜まった口の中で頭を大きく
前後に動かせて肉棒を擦るのだ。みるみる俺のペニスは元気になった。やばい。これだけで俺は逝きそうになった。妻は俺を寝かせて、
腰の上に跨った。俺のペニスを手に持つと、自分の股間に擦りつけながヌルリと膣に滑りこませた。妻がゆっくり腰を動かした。
「どーお?気持ちいい?」
「ああ、すごく気持ちいいよ。」
俺は快感に浸りながら薄目を開けて妻の顔をみた。俺を見下ろしている妻の冷静な目は、まるで化学反応をチェックしている技術者のようだった。
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