3
私も30代も半ばを過ぎたとはいえ、男としての機能はまだ衰えておらず、単身赴任ともなればリビドーのはけ口は必要である。女性うけも悪い方ではないと勝手に思い込んでいるが、この病院に赴任してからそれ程間をおかずに外来担当の看護師と体の関係になった。
彼女、佐〇子は35歳で娘がひとりおり、夫とは離婚が成立したばかりである。ショートヘアでワンピース型のユニフォームよりもパンツタイプのユニフォームが似合う、職場ではとてもアクティブで性に関しても一見奔放なように思えたが、ベッドの上では恥じらいが強い。後背位で臀部を両手で鷲づかみ、激しく奥を突きながら、医局秘書美〇子のことを考えていた。美〇子の尻ははるかに白いに違いない。肉付きももっと良さそうだ。どんな鳴き声をだすんだろう。あのサーファーの様な男はなにかアプローチを間違えたのだろう。はたして最後までいったのだろうか。白衣に浮き立ったあのレースの下着の形を思い出した瞬間、果てた。
「もう先生、ゴム付けたまま放心して、どうしたの?疲れてるんじゃない?」
佐〇子はタオルを体に巻き胸を隠した状態で、灯りをつけ、白液の溜まった避妊具をすでに力を失った愛刀から器用に取り去り、ティッシュで丁寧に拭ってくれていた。
「なあ、佐〇ちゃんはTバックとかエッチな下着持ってる?」
「えぇ、先生そういうの好きなの?持ってないけど好きなの?買っておこうか?」
「いや、結構普通にそういう下着ってもってるのかなぁって。持ってるとすればどんなときに着けるんだろうって、この前医局のテレビみてて思ってさ。佐〇ちゃんの今日の下着だってかわいいし。」
我ながら適当なことをいっていると思った。
「わからないわ。私はそういうの買ったことないし。パンティラインを気にするときはボクサータイプの下着にするしね。女性どうしってあまりそういう話、しないし、他の人がどうなのかもわからないけど、更衣室とかでそういうの見たことないなぁ。でも先生に履いてっていわれれば喜んで履くわよ。」
「じゃあ履いて、お願いします。Tバックまではいかないんだけど、それに近い感じの・・・なんていうのかなぁ?そんな感じのお願いします。」
「ハーフバックとかブラジリアンってやつかな?わかったぁ期待してて。」
「話変わるけど、うちの教授と秘書さんあまりうまくいっていないようにみえるんだけど、佐〇ちゃんはうちの秘書さんのことどう思う?」
「何回かしか会ってないけど、きれいな人だよね。真面目そうで控えめで、なんか少し影があるようにみえるけど、まあ、おたくの教授とだったら誰ともうまくいかないんじゃない?教授が変わらないとうまくいかないよ。」
「ごもっとも。」
佐〇子は他の女の話などもうやめろと言わんばかりに、まだぐにゃりと力を失ったままの愛刀を根元まで口に含んだ。
※元投稿はこちら >>