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テニス大会での口淫をみせつけられた後も2週間に1度程度の頻度でR田からの報告があった。たいていは大容量のUSBメモリにおさめられた動画ファイルや画像であったが、ときには録音ファイルだけがメールに添付されてくることもあった。職場の美〇子には全く変化はなかったが、映像のなかの彼女は次第に大胆さを増していった。初めの頃は隠し撮りした動画が主体であったが、4回目の報告以降、下着姿や水着姿で、撮影されることを意識したカメラ目線の画像が交じり始めた。2桁を数える頃には、彼女の自慰行為を撮影した動画もわたされるようになった。もちろん動画の中の彼女はカメラがまわっていることを承知で自慰行為にふけっていた。切なげにR田の名前の呼び、R田の肉棒を懇願した。ときおり画面にむかって挑発的な視線さえおくってくる。これが本当に我々の医局の秘書を永年つとめてきた彼女なのだろうか。40歳を過ぎてもひとを寄せ付けない凛とした美しさを保ち、海外赴任の夫の留守をしっかり守りながら、子供たちの教育にも余念のない美〇子。職場ではときには若い医師たちを姉のように見守り、ときには下品極まりないワンマンな教授と私たちの間を上手く取り持ってくれる美〇子。余計なことは一切言わず、やるべき仕事をテキパキとこなす美〇子。あの医局秘書□□さんこと美〇子と、この私のラップトップの画面のなかで大きく足を広げ、両手で秘部を開き、「〇人のおちんぽ、ここにが欲しいのぉ。」と艶めかしいカメラ目線で叫んでいるこの雌が本当に同一人物なのか。そんな考えを巡らせながらも、右手が握る自分の分身は動画再生を始めてから、早くも2回目の射精の予兆を感じていた。
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