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R田が美〇子を夕食に誘った金曜日、美〇子の装いにどのような変化が生じるのか期待しながら出勤した。我々は午前8時半から外来を開始する。病棟担当の医師もこの時間は朝の回診に出ているので、美〇子が出勤する午前9時頃は医局に彼女以外のものはいない。1日のうちで美〇子と初めて顔を合わせるのは午前の外来を終えて、昼休憩に医局に上がったときか、病棟当番の曜日に朝回診を終えた後となる。金曜日は外来担当であるため、午前の外来をこなし、院内にあるコンビニエンスストアで昼食を買って医局に上がった。すでに外来を終えた教授がそこにいたのだが、美〇子の姿はなかった。
「あれ?□□さんはお昼ですか?」
「え、聞いてなかったの?彼女は今日休みの届が出てたよ。」
不覚にも彼女の勤務予定を確認していなかったのだが、火曜日にこの日の休暇届が出ていたらしい。残念ながらR田からの報告を待つほかなくなった。
土曜日は午前中の仕事を終えてから官舎に戻り、身の置き所のない感覚を覚えつつ、夏にひかえた学会のポスター発表の準備を進めていた。しかし全く集中できず、結局佐〇子に予定を確認し、夜に会うことになった。
佐〇子は趣味でボディーボードをするため、かなり気を付けているようだが夏はやはり日焼けする。その日、身に着けていたターコイズブルーのワンピースと健康的な肌色がとてもマッチしていた。ワンピースの色を褒めながらも頭の中では美〇子のことを考えていた。メールではふたりきりで飲みにいくことを承諾していたが、結局いったのだろうか?義父母と同居しながら、海外勤務の長い夫を支え、子供ふたりも立派に育てている。そんな世間的には良妻の鏡にみえる美〇子が男の誘いに葛藤もなく乗るものだろうか?そんなことを考えていたが、佐〇子が自分のことを呼んでいることに気が付いた。
「・・・せい。・・・先生、先生ってばぁ。どうしたの?何か悩みごとでもあるの?」
「あっ。いや、ごめん。ごめん。今年の夏の学会の発表のことでいろいろと。」
「もう、先生、うわの空なんだもん。先生がこの前下着のこといってたじゃない。お好みかどうかわからないけど、今日買ってみたのよ。かなり恥ずかしかったわよ。通販じゃ今晩に間に合わなかったし、ユ〇モにさっきいってきたの。」
「それは楽しみだぁ、ありがとう。ということはこの後、そういうことを期待しているということ?」
「もぅ、バカ。知らない。」
その日、佐〇子は白地に青い花柄の上下を着けており、ほんのりと日焼けした女性にしては引き締まった体にハーフバックが良く似合っていた。彼女に臀部を突き出させ、下着を脱がさず、後ろの半分が紐の様に幅の狭いクロッチをわきに寄せて挿入した。佐〇子に気を遣いながら腰を動かしていたが、白衣に映し出された美〇子の下着を思い起こした途端に発射の前兆を感じ、慌てて引き抜いた。鮮やかな青い花が白い粘調液で汚れた。
槌
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