俺は「えっ?」と思った。
オーナーは「で、相談なんだけど、夏休みが終わっても土日のどちらかを朝から出てくれないか?」と話を続けた。
俺は「石川サン辞めちゃうんですか?なんで?」と聞いたが、個人の事だから話せない。と言われてしまった。
オーナーは「まぁ、考えておいてよ。」
俺は「でも、なんで俺なんですか?石川サンの代わりって言っても土日しか出れないし。」
オーナーは「2学期始まってからもK君がいてくれると助かるって篠崎さんが推すからさ。」と言った。
俺が唖然としているとオーナーが続けて「仲良いのかい?篠崎さんと。」と言って出て行った。
俺はにわかには信じがたかった。
それに石川サンが辞めちゃうって話も信じがたかった。
お昼になり俺が弁当を食べていると、13時で修理の篠崎さんが事務所に入ってきた。
どうせムカつく態度を取られるのを分かっていながら、俺は自分から話しかけてみた。
俺は「お疲れ様です。あの…」と話しかけた。
篠崎さんは意外にも「ん?なぁに?」と意外にも普通に接してきた。
俺は「オーナーが俺に夏休み終わってからも土日出てくれないかって言ってました。篠崎さんが推してくれてるって…」と言った。
篠崎さんは「えっ!違うの!違うの!余計なこと言っちゃったかな。」と逆に気にしていた。
俺は今までの態度の違いに困惑していた。
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